えっ?

何が出たのかって…?

コレですっ!!!!!!

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一見、ただの石コロのようにも見えますが、

実はコレ、土器の欠片…。

正式には、古式土師器(ハジキ)と言うのだそうデス。

ノッケから、よく分からないテンションでスタートしてしまいましたが、要するに、、、、、
着工前の現場で、埋蔵文化財の調査をした結果、約1700年前(古墳前期)の土器のかけらが、出ちゃったのデス!!


私たちも長年この仕事に携わっていますが、工事現場で埋蔵物が出土したのは、今回が初めてです。

調査員さんのお話によると、この土師器、弥生土器が進化したものだそうで、熱の通りを良くするため、より薄く加工したものだとのこと。
他にも色々とレクチャーしていただきました。。

サスガ専門家…、研究熱心です。


下の写真が出土までの埋蔵文化財の事前調査の様子…。

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パワーシャベルで、出土が想定される深さまで一気に掘り進めます

地層のレベルを計測…。 そして発掘…。

このように、埋蔵物が出土すると工事が一時的に中断されるコトもあり、
建主さんや私たちにとってはピンチ!でもあるですが、、、、、、

実際に出土品した土器を見ながら、調査員の方のお話を伺えたことは大変幸運なことで、

1700年前のこの地に我々の祖先が暮らしていて、
その歴史的延長線上に私たちが生きているということ

をただただ実感せずにはいられませんでした。


でも、埋蔵金ならもっとよかったのに…