奈良県大淀町の材木屋さん。お施主様・建設会社とフローリング材の選定にやって来ました。杉・桧など、大きな木材が形・長さごとにたくさん積み上げれられています。 




今回も例によって(?)床材は杉足場板です。ローコスト化という面ももちろんなのですが、幅20cm厚み3.5cm長さ3M、といったぶ厚くてラフなテイストは他の材ではなかなか再現できないので、デザイン的にも当所のスタンダードになりつつあります。 



ただあくまで「足場板」なので、反りや空きが出ること、節が多いこと、など一般的なフローリング材に比べると建材としての精度が劣るので、施工する上で色々な問題が出てきます。ある程度は「味」ということでお施主様に許容していただきながら、人工乾燥でなく自然乾燥品を使ったり、良い材を選別したり、片面だけを削って表面を平滑にしたり、留め方を工夫したり・・とできるだけの対策を行っていきます。