2011年 4月の記事一覧

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11年04月21日 21時36分32秒
Posted by: wakui2580
ウィリアム・モリスのカーテンと金のブラインド(葉山町O邸)
ウィリアムモリス(1834~1896)は27才の時にモリス商会を創業し2011年の今年で150周年を迎えました。
『美しいと思わない物を家に置いてはならない』と語り、その思いは草花や樹木をモチーフとした自然の美を追求し手仕事から生まれるデザインは新鮮な魅力で現在もなお不変なるインテリアの象徴として存在しております。
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窓の向こうには江の島が良く見えました。
葉山御用邸の近く海岸線沿い正面には江の島が見えるビューポイントにO邸はありましす。
『素敵』とか『素晴らしい』の言葉が何度となく出てくる。まさにデートスポットであります。眼下の海岸線を多くのサイクリストやジョガー海にはウィンドサーファー、ヨットが帆を立て泳いでる。外観はRC造、総4階建てですが内部はモールディング(木枠装飾)を施し居室各フロアはダイレクトゲインを活用して無垢材フロアと窓辺大理石貼り仕上でした。
11年04月21日 00時23分55秒
Posted by: wakui2580
日進月歩です。ちょっと前までウレタン断熱は、50mmスタイロフォームを貼り付けてから硬質発泡ウレタンを30~50mm吹き付けていましたが、今や1mmが吹付け後に100mmになる100倍発泡の時代です。dannetu1.jpgdannetu7.jpgdannetu5.jpg
発泡ウレタンは気密性や断熱性に富みトンネル(隧道:ずいどう)の漏水に活躍しているほどです。ただ弱点は火に弱いので不燃処理は必要です。まして現在の様にスタイロなどの断熱材が入手しにくい場合は重宝致します。大工手間を省けるので割安ですしね。
11年04月15日 20時50分42秒
Posted by: wakui2580
東京でも全壊や半壊こそ無かったものの一部損壊や補修はありました。
昭和34年完成、地上5階地下1階、RC造の建物で『地階の壁にヒビが入り崩れそう・・・』
と連絡があったので現調に行くと構造躯体では無く『仕上モルタルにクラックが入り浮き上がって剥落するかも・・・』
クラックスケールで0.3~0.5mmのクラックでキュービクル設置場所だったのでエポキシ樹脂注入工法を提案しました。
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①樹脂製の座金をクラック沿いにエポキシ接着剤で設置してゆき
②座金間隔を漏れ出さないように速乾性シールで盛り付けて硬化した事を確認
③低粘度エポキシ樹脂を撹拌しシリンダーと呼ばれる注射器のような器具に吸い込ませてロックピンで固定
  して反力のゴムバンドを掛けて必要数分用意
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④座金にセットし、ひねるとエポキシ樹脂剤がクラック部分や空隙部に混入して行きます。
  今回は空隙部が多かった為に3回も、おかわりしました。
11年04月09日 18時37分55秒
Posted by: wakui2580
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