先日京都を旅してまいりました。多分修学旅行以来でしょうか、何十年ぶりでしょうか・・・久しぶりに行ったので見方も感じ方も随分変わりました。年のせいかもしれません。経験を積んだと考えましょう。本当は銀閣寺の庭園が観たかったのですが、時間の都合で金閣寺を観に行きました。ご存知でしょうが、金閣寺は、一層は寝殿造(シンデンヅクリ)で法水院(ホッスイイン)、二層は武家造(ブケヅクリ)で潮音洞(チョウオンドウ)とよばれています。三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂(クッキョウチョウ)とよばれ、三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物と言えます。二・三層に金箔張りで上に鳳凰が乗っかっていて、実に成金・・・いや見事。凄いと言えば、たしかに凄い・・・なんとも表現しずらい気持ちになりました。