今日は七夕ですね。

今宵は天の川がきれいに見えますでしょうか?
東京での統計では晴れる確立は26%だそうです。

もともとの七夕のお話は、中国で起こり日本に渡ってきたらしいです。

「七夕伝説」
昔、天の川のほとりに織女と呼ばれるそれは美しい天女が住んで居ました。
織女は、天の支配者である天帝の娘で、毎日機織りに精を出していました。
織女の織る布はそれはみごとに光り輝き、季節の移り変わりと共に色どりを変える不思議な錦です。
また、天の川の西にはとても働き者の牽牛という牛飼いの青年が住んでいました。
天帝は二人を似合いと思い、結婚させることにしました。
こうして織女と牽牛の二人は結婚し、新しい生活を始めました。

しかし、結婚してからの織女と牽牛は天の川のほとりでお喋りをしてばかりで、お互いの仕事はすっかり止めてしまったのです。
天帝も始めは新婚だからと大目にみていましたが、2人はいつまでたっても働こうとしません。
天帝はすっかり腹を立て、「お前たちは、自分の天職をすっかり忘れてしまったのか!心得違いをいつまでも放っておく訳にはいかぬ。再び天の川の岸辺に戻って仕事に精を出しなさい。」「心を入れ替えて一生懸命仕事をするなら1年に1度、7月7日の夜に会うことを許してやろう。」と申し渡しました。

二人とも離れて暮すのがとても辛く、涙にくれるばかりでしたが、天帝の言いつけに背く事もできず別れを告げると、織女は天の川の東へ、牽牛は西へと帰って行きました。

それ以来、2人は年に1度の再会を励みに、以前のように仕事に精を出すようになりました。

ところが、2人が待ち焦がれた7月7日に雨が降ると、天の川の水かさが増して、織女は向こう岸に渡ることができなくなります。
2人は天の川の東と西の岸辺にたたずみ、お互いに切ない思いを交しながら川面を眺めて涙を流すのでした。

7月7日に雨が降れば...そんな2人を見かね何処からともなくかささぎの群が飛んできて、天の川で翼と翼を広げて橋となり、織女を牽牛のもとへ渡す手助けをしてくれるのだそうです。
~ 以上、七夕伝説 抜粋 ~

今宵は2人が無事に会えるといいですね。

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