数年前から「サスティナビリティ」と言う事が盛んに言われています。
地球の限りある資源を効率よく循環させて持続可能な社会にして行く。
このような考えの元に建築に於いても色々な事が考えられています。
元々日本の建築は木と土と紙から造られていたのでサスティナビリティ
の先端を行っていたと思うのですが、西洋文明が入って来てから、物を
使い捨てにして循環を途絶えさせてしまったのが現在の状態です。今更
昔に戻ろうなどと時代錯誤の事は言いませんが、我々が遠い昔から長年
培ってきた事は体のどこかに残っていると思うので、その感覚を生かす
事が出来ればサスティナブルな建築が出来るのではないかと思っていま
す。