以前の住宅には応接室あるいは客間と言うのが必ず有りましたが、現在
の家でこの部屋の要望は殆ど有りません。

生活様式も変わり家にお客様を招くとしても改まった部屋にお招きする
事が無くなった為なのかも知れませんが年に数回しか使わない部屋を作
るよりは家族が使う空間をより広くしたほうが現実的であると我々の先
輩建築家達が住宅雑誌などに寄稿して多くの人に知れた結果と言う事も
出来るでしょう。

しかし、来客がまったく無いという家は無いと思いますので、何らかの
形でお客様を迎えていると思います。迎える心を表す空間を考えて置く
事も家を考える時には必要な事だと思いますが、如何ですか?