建物の広さを表す時や建物の単価を表す時に皆さんが用いている単位に
「坪」があります。しかし、尺貫法からメートル法に変わりそれまでの
尺貫法の数値をメートル法の数値置き換え無ければならなくなり。我々
が良く知る尺の寸法は1尺を10/33mとする事が計量法施工法 
第4条1項で定められています。この数字から1坪(1間x1間)を計
算すると3.305785124・・・となり収集が付かなくなります。この数字から
皆さんが良く知っている1坪=3.3?と言われているのですが、我々
はそれでは正確な数字が表せないので、やはり法律に定められている
計量法施工法第4条3項の「歩又は坪は平方メートルの121分の
400の面積をいう。」を用いて平方メートルに0.3025を掛けて
計算します。不動産の表示もこの数字を用いている事が殆どです。しか
し部屋の大きさを表す帖数はバラバラで、木造建築では1帖を
0.910x1.820=1.6562を基準にする事が多いですが他の数
字で表している不動産広告も良く見ます。部屋の広さを見る時に注意して
見ないと同じ6帖と表記されていても比較した物が違って来ますので気を
付けて下さい。