最近の住宅の計画では地盤調査が普通に行われるようになってきました。
欠陥住宅の問題などが認知されるようになって建築主の意識が地盤にも
払われるようになった結果だと思います。

昔は市役所などでその地域の地盤の地耐力を教えてもらいその数値に基
づいて行っていたのです。
しかし地盤は表面では判らない事が多くあり実際に建てた後に家が傾い
たなどの問題も発生して段々と社会問題化してきて現在に至っています。

都市部や郊外地の宅地開発された土地など昔から有る土地形態を変えて
平坦に或いは雛壇上にしているので本来有った土地の形を知ることが
困難になってより問題を大きくしてきたのです。家を建てようとして地
盤調査をするのは本人のリスクですが土地を探している時などは一々と
調査していたのではお金が掛かりすぎて大変です。

そこで誰でも簡単にその土地がどのような土地であったかを推測する方
法が有ります。
それは、その土地の地名を頼りに推測が出来ます。何々谷とか何々丘な
ど地名には高かった所や水田だった所、川だったところなどを表す地名
が付いたりするのである程度予測が出来ます。

何千年と掛かって出来た地盤を変える事は後何千年掛かると言う事です
から。それを知った上で計画を進めると言う事が安心して生活するため
にも大事な事です。