知的障害者支援施設を引き渡ししましたが、隣家から目隠しの要求が
出てきました。目隠しの要求はたまに有るのですが、良くある要求は
見られる側が見えないように目隠しをして欲しいと言う物でこちら側
に光が入るように半透明の目隠し板を施して一件落着なのですが、
今回はこちら側の人影が写らないようにして欲しいと言うものです。
要するに知的障害者の人の影を見えないようにして欲しいと言う要求
なのです。施設を管理する方達は回りに理解頂く様日頃から努力されて
いますが、このような要求にも我慢強く話し合いをしています。
要求の元になっているのは知的障害者と精神障害者を一緒に考えていて
何か近隣に危害を加えられるのではないかと思っている事です。
精神障害の方でも暴力性が有る病気と無い病気とが有りますが、
知的障害の方は暴力性については健常者と同程度かそれ以下で有る
と言う事です。或いは健常者の方がもっと凶暴性があるかも知れません
人々の無理解が差別を作っていると言う事は悲しい事です。