最近はバリアフリーにして下さいと言う事が当たり前のように要望が多
くなりました。ただしこの要望で気を付けなければならないのはバリア
フリーの程度をはっきりさせて置かなければならない事です。
何処のバリアを無くすのか決めておかないと後で問題が起こります。
今の世の中はバリアだらけです、家の中をバリアフリーにしても外に
出るとバリアがあって家とのギャップに遭遇することになるのです。
加齢を重ねてくると運動能力は落ちてきて、足を上げて歩いている
つもりでも実際は障害物(バリア)を避ける程足は上がっていなかった
ために事故になると言うことです。そこで、わざと家の中に注意しな
ければいけない高さを設けて普段からバリアを意識するようにして外に
出たときに役に立つと言う事でわざとバリアフリーにしない方もいます
一番事故が多いのはほんのちょっとした高さの2cm〜3cmで、古い
建物で良く見掛ける、廊下から畳の部屋に入る時に有る敷居の高さが丁
度その高さになります。バリアに対して十分に話し合って決めることが
必要となります。