4/13の建築情報紙を発行しているウェブサイトのKEN-Platzの中に
【能登半島地震】筋交いは入れたのに…。築浅住宅が倒壊した理由
と言う記事が有りました。その記事によると築10年程の住宅が倒壊した
原因が補強金物が使われていない事と筋交いを止めている釘が少なかった
事だそうです。設計をしている者として設計図書でどのように指示されて
いたのか気になるところであり、その問題に加えて、工事監理でも是正を
行わなかった事も不思議でなりません。どのような建物でも設計をしなけ
れば建てられないということを、誰もが知っていると思うのですが、その
設計をして監理をする仕事が正確に理解されていない事もたびたび聞きま
す。このブログでも昨年の8月11日に「ホールダウン金物」について
書きましたが、このような記事を見て設計者はダメだと思われてしまうの
ではないかと危惧するのは私だけでしょうか?