2010年 3月の記事一覧
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静岡物語2の屋根材は、ガルバリウム鋼板。
鋼板の両側にアルミ亜鉛合金処理をして、
ポリエステル樹脂仕上げした材料ですが、
これを瓦棒葺きとしています。
今回は、この瓦棒を心木有りタイプとしました。
最近は、この瓦棒の部分に、
心木の無いタイプが一般的。
私も通常は、心木無しなのですが、
今回は、将来太陽光発電パネルを
屋根上に設置できるようにするため、
荷重の受けや取り付け下地となるように、
心木有りとしています。

また、屋根勾配が非常に緩いため、
ルーフィング自体に防水性能を持たせるため、
粘着付きゴムアスルーフィング厚1.0として
万全を期しております。
屋根の色は、珍しく白色。
天井裏がないために、
熱を吸収しやすい濃い色を避けて、
熱の反射率の高い白色を選定しています。
瓦棒の先端は、軒先としてそのまま出すと
四角い小口の処理が、美しくないため、
先端は絞り込むようにして、
瓦棒の小口(端部)が消えるように処理しています。


静岡物語2で採用しております屋根の断熱材は、
現場で吹き付けて発泡させて固めるウレタン断熱材、
フォーム断熱社さんのフォームライトSL。
http://www.foam.co.jp/product/index.html
熱伝導率0.034w/m.kは、いわゆる公庫基準のD区分。
断熱等級4仕様では、厚160mmが必要です。
ここでは、開口部の緩和規定を活用して、
厚140mmでクリアしています。
このフォームライトSLの良さは、
現場発泡のため、隙間無く断熱材を施工できて、
断熱性能の確保が確実なこと。
さらに、固体化後も柔らかいため、
その後の木材の動きにも追従できること。

天井に使用する場合、天井裏がないと
直接湿気が透過して、屋根面に至るため、
屋根面で通気を取っておく必要がありますが、
これは、コストが掛かるため、
その内側に、気密フィルムを張って、
湿気の流入を防ぐことにしています。
天井の仕上げとなる
OSB合板も貼り終わり、
2階はほぼ空間ができあがりました。

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