年収200万円台で住宅ローンって 本当に借りられるの?

いくら借りられる?

限度額は?

オススメの銀行は?

住宅ローン審査対策で マイホームを買いましょう!

銀行は住宅ローン審査において年収が200万円台の方々に対して どのような前提で審査を行い、どの点に力点を置いて審査を行うのか?
また審査対策やオススメの銀行を解説するとともに、いくらまで借りられるか?などの試算を ご紹介していきたいと思います。
なお、職業別の審査対策、審査ポイントについては また別の機会に書かせて頂きます。 

◆前提◆
住宅ローンは 高額な資金を長期間に渡り、貸し出す性質なものであるため、「継続的な収入があるか?」という点を金融機関は重視します。
そのため 仮に年収が200万円台であっても 審査基準をクリアし、キチンと返済が行われると判断できれば 住宅ローン審査には通る可能性がある筈です。

◆借入可能額について◆
一般的に 年収に対して6倍程度までの借り入れが可能となっているようです。
6倍が目安と言われてはいますが、審査については総合的な判断を行いますので、6倍ギリギリの申込は避け、頭金を用意するなどしたほうが良いでしょう。

例えば、年収250万円の方であれば 年収の5倍の借入を希望した場合には1,250万円程度の借入が出来る見込みです。

また、同時に年収に対する返済負担比率も重要な審査ポイントです。
年収250万円ですと、年収に対して30%が返済負担率の上限となります。
月々の住宅ローン返済金額で計算すると 62,500円が上限となります。
年利1%の住宅ローンを 30年返済で借り入れた場合の シュミレーションでは、借り入れ可能額は1,896万円となります。
※元利金等返済でボーナスでの返済なしの事例。

なお、返済負担比率には住宅ローン以外のローンの返済も加味した金額が適用されます。
例えば 自動車ローンで毎月1万円の返済を行っている場合には、住宅ローンの返済金額は52,500円(借り入れ可能額は1,585万円)までが 借りられる住宅ローンの限度額となります。 

◆頭金について◆
頭金を多く貯めておくことは、返済負担比率を低めになる等 銀行の審査対策だけでなく、ご自身の生活防衛という面でも 非常に重要になるでしょう。
住宅の購入に伴う 初期費用と住宅ローンの初期費用と考えると、1,250万円から1,900万円近い借入を行えた場合でも 300万円程度の頭金は必須になるでしょう。
なお、銀行にあなた様が「信用がおける人間」であることを理解させる意味でも、特定の銀行と取引をしておくことは重要です。定期預金などを行っておき、定期的に預金が行えるだけの収入があるなどを銀行に把握させる意味では有効な手段だと考えられます。