2010年 2月の記事一覧

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10年02月06日 09時23分18秒
Posted by: tenkoushya
玄関を広い三和土(たたき)とし、大きく開いた出入り口には障子戸を設けた家。
田舎風と言うか、農家的なイメージで造られています。
勿論家の前に、本格的な家庭菜園あり。いや、「本格的な家庭菜園」と書くと、「頭が頭痛」みたいな表現なのかもしれませんね(笑) 靴を履いたままでも入れる、トイレも設置されています。

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かなり個別解ではありますが、家とはもともと個別解なもの。
誰が住んでも良い家などと言うものは、本質的にはありません。

希望を聞かずに造る「平均値を取った家」は、あるのかもしれませんけど、住み手と向き合ってチャンと話せば、自ずと個別解に辿り着いてしまうものなのですよね、住宅とは。


天工舎一級建築士事務所

10年02月03日 09時56分59秒
Posted by: tenkoushya
昨夜、浴室の介助用リフトに関して、お問い合わせの電話を頂いた。
以前、ブログに書いた「宇佐美の家」に設置した、浴室用リフトの写真を見てのことらしい。
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電話での問い合わせで、「介助用リフトのことですが」と切り出された内容は、正直言って、今ひとつ詳細を把握することは出来なかった。ただ、「宇佐美の家」で使った浴室の介助用リフトは、UBに設置するタイプの物で、在来(UB以外)の浴室には設置することが出来ない事は、理解していただけたようだった。

「お近くならば事務所にお越しいただければ、ご相談に乗りますよ」と言ったのだが、電話の男性は「茨城ですから・・・」と、少しガッカリしたように話されていた。

お名前を尋ねるのが精一杯で、住所も電話番号も尋ねることが出来なかったが、電話を切った後に妙に気になってしまった。ここに書いても、見て貰えるかは分からないが、それでも他に方法が無いので書いてみます。見てくだされば良いのですが・・・。

茨城からお電話くださった小林さん、UB以外の浴室にも設置できる介助用リフトはありますよ。
   ↓
浴室用リフト

小林さんの浴室に合うかどうかは分かりませんが、問い合わせてみては如何でしょう。
これ以外にも、きっと何か良い品があると思いますので、どうか諦めないで探してみて下さいね。
茨城と神奈川の小田原は遠いですが、メールいただければ、お手伝い致しますから。
どうしてもお困りならば、もう一度ご連絡下さい。お待ちしていますので。

介助は、する方もされる方も大変なことだと思います。
経験していない人、介護の現場を見たことの無い人には、全く想像の付かないことだと思いますが、明日はわが身がされる側です。

何時終わるのかも分からない介護の日々を、少しでも楽にしたいと思うのは当たり前のことです。電話を切った後、いろいろなことを考えてしまった夜でした。


天工舎一級建築事務所
10年02月02日 10時00分00秒
Posted by: tenkoushya
近頃、食の世界では、「もちもちした食感」に人気が集まっているらしい。
例えば「もちもちしたご飯」とか「もちもちしたケーキ」とか「もちもちした食パン」と言った具合に、もちもちしていると、それだけで人気が出るらしい。それが証拠に、最近の食べ物を扱うサイトでは、やたらに「もちもち」と言う言葉が使われている。なんでも、「もちもち」と言うキーワードを使うと、アクセス数が延びるかららしい。

よし!私も「もちもち住宅」を考えよう!・・・・・・と思ったのだが、閃く筈も無い。
まず根本的に、家は食べ物じゃないから、食感など無いのだから。

それでは【食感】ではなく【触感】が、もちもちした家ではどうだろう?
例えば壁に珪藻土ではなく、鳥餅が塗られているとかではダメだろうか。
触ると、もちもちしてそうだけど?・・・・・そりゃ、ねっちょりだよね(笑)

それでは床に、モチノキのフローリングが張ってあると言うのは、どうだろう?
これはいけそうな気がするのだが・・・。

室内にモチノキを、ふんだんに使った「もちもち住宅」!
今、ご制約のお客様には、もちもちのお米10kg進呈します!みたいな(笑)
誰か、やって貰えませんか~(←自分でやる気は無い)


天工舎一級建築士事務所
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