というニュースが流れた。

マリリンモンローが住んでいたって言っても半年程度らしいんだけど、その値段が360万ドルだそうで・・・・
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同じかどうかわからないけど、これもモンローが住んでいた1938年築のスパニッシュスタイルの家で昨年から同様に売りに出されてる。約297万ドル。

あ、そうそう。昨日メジャーリーグオールスターに出てたイチローも新築を機にシアトルの家を売りに出してたはず。
これね。

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これは1997年築で、320万ドルで出してたけど、175万ドルまで値下げしてた。不況だもんね。

で、何やら日本では、家を売るってだけ言うと、落ちぶれちゃってとか相続税が払えなくて、ってイメージで他人からはマイナスでしか見られない場合が多い。

数年前に、私が設計した家が売りに出されてるのを偶然知った時は、結構ショックだった。ただ、解体されちゃうよりはよほど良いし、その家が存続するって事は住む人がいるって事だしね。

「住み替えをしよう」でも書いたけど、住み替えは必要だと思ってる。日本の場合は税法の事もあり解体されちゃう場合も多いんだけど、本来は再建築評価(建て替えた幾らかかるか)すべきだし、メンテナンスしてるかどうかでも違って当たり前なわけです。固定資産税っていうヘンテコリンな税法で、基本的に木造住宅は25年で評価は0。要するにタダになってしまうっておかしいですよね。

車でも骨董でもそうですけど、アンティークと中古の境目は結構難しい。家や建物でも同じ。仮に文化財的価値のある建物であっても、不動産広告に載れば単なる中古住宅^^; 
そんなわけで、日本の場合なら、中古の建物に掘り出し物はあると思います。同じコストをかけるなら確実に古い建物に手を入れた方が良いって思うわけです。

ただ。。。。見る目は大事です。もし分からない時は、専門家にご相談を。