建築の仕事で建築設計事務所の仕事は、オーケストラで言う指揮者の様なものと言われることがあります。
設計だけでなく建築マネージメントも主な仕事だからかと思いますが、ひとつの建築が完成するには本当に多く人と多くの仕事があります。

意匠設計にはデザイン全般を指すと思いますが、海外ではそれぞれ細分化されていて、日本では資格としては無い「インテリアデザイナー」という内装全般のデザインを担当する人、そして日本では殆ど聞かれない「デコレーター」と呼ばれる装飾担当の人がいます。ですので、店舗等をつくる場合はそういった専門職の人と共同で行う場合があります。

そう。装飾です・・・・・


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これは、名古屋市内の幹線道路沿いのそれはそれは立派な和風住宅の門です。
これをデコレーションと呼んで良いかどうかは定かではありませんが、クリスマスだからってわけではなく年中こんな感じなようで、この前を通勤されてる方によると、ここの奥様がせっせと飾り付けをされてるそうです。立派な門をもつかなり大きなお屋敷なのですが、この門は使われておらず(というか使えないわけで)裏門を利用されているようです。

私自身は全く存じ上げない所有者の方ですが、門だけでなく、その門の左側の歩道沿いはこんな感じです。


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ここまでくるとある意味凄いとしか言えない私です。
ただ、写真でも分かるように、通りがかる子供さんには人気なようです。
この方の表現の好き嫌いは別としても、建築の外部は半分以上は社会の物であると私は思ってますので、こういった形での社会との関わりがあっても良いって思うわけです。