数年前まで、秋になると秩父まで渋柿を頂きにいって、皮を剥き・・・

事務所の軒先に「干し柿」を吊って作っていました。


「干し柿」はとっても秋らしいの風景で、とても気に入っていたのですが

最近の冬は、寒風もあまり吹かなかったり、気温も下がらないので

腐ってしまって、うまく出来なくなってしまいました・・・。


環境のちょっとした変化をこういうところで感じてしまいます。

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(数年前の写真です)

昔からの風景がすべてよかったり、残すべきだというわけではありませんが

最近の住宅や街の風景がつまらない原因の一つが

季節感や地域性などまったく考えていない「均一化」「無変化」のせいであると

いうことは疑いようのない事実だと思います。

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そこに暮らすヒト、訪れるヒト両面から

現代の「風土」「季節感」などをふまえた街づくりや家づくり・・・

とても難しい問題だと思いますが・・・

それぞれが生きている場所で考えていかないといけない問題ですね。

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