躯体が立ち上がったので、
金物の取付です
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この住宅は「長期優良住宅」取得物件で

耐震等級 2 でも認定は取れるのですが、せっかくですので
耐震等級 3 を取得しています。

偏心率や壁量計算の他に、スタッド(間柱の事)1本々全てに
引抜き強度等を計算して、取付ける補強金物をはじき出しています

基礎と躯体を繋ぐ「ホールダウンアンカー」
各場所により、引抜き強度が違う為、金物の種類も変わります
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1階と2階を繋ぐ「ホールダウンアンカー」
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そして、基礎と土台の間には
「サンダムキソゴム」
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合成ゴムが持つ優れた耐久性、耐熱性、衝撃吸収性などを活かして開発された
木造建築用基礎部材で、地震時の衝撃や、道路を通る大型車等の通行で起こる振動を吸収してくれます。


「耐震等級」とは
住宅の地震への耐性をランク付けした評価尺度です。
住宅性能表示制度の「構造の安定に関すること」の項目で1から3まで3段階で表示されます。

1 では建築基準法レベルの地震への耐性を満たす水準となり、
2 はその1.25倍、
3 は1.5倍の強さがあることを示します。

地震保険の保険料割引制度も耐震等級とリンクしており、
等級1で1割、
等級2で2割、
等級3で3割、それぞれ保険料が割り引きとなるそうです。

耐震等級は、耐震性の目安を示すため、
2000年制定の住宅品確法において定められたものです。

コンフォート 一級建築設計事務所 : http://www.comfort.bz/