こちら、築15年の現場の解体時に出てきた断熱材↓

 alt=""title=""

『Wool Breath』ウールブレスと言って羊毛の断熱材です。
まったく新品同様、退化が見られません。

住宅に一般的に使われる断熱材はグラスウール。ガラス繊維です。
こちらは、築30年も過ぎると、当初フワフワだったものが
室内からの湿気を帯びて、かなりへたってきます。
雨漏りのあったところなどでは、かなりの劣化。

対して、このウールブレスに劣化がみられないのは何故か・・・
羊毛の調湿効果が高く、一度湿気を含んでも乾燥する機能性が高いからです。
話には聞いていましたが・・その高い機能性を実感。

ネックは価格が高いということでしょうか。
新築の住宅で断熱材のコストはグラスウールで約10万円くらい。
その3~5倍はかかります(ウールブレスでも100%とそうでないものがある)。

断熱性能も高いですし・・費用対効果を考えると、どちらを選ぶべきか。
羊の毛は毎年生え変わるわけですし・・
廃材も100%再生可能なエコ商品です。

本日はメールマガジン第109号配信日です。
『家づくりのイロハ』の『エ』
エコキュート(電気)vs.エネファーム(ガス)