設計者にとって、一番嫌な?時間ですね(笑)。
ただ今、その嫌な時間帯の真っ最中、工事見積金額の検討をしています。

2月8日の当ブログで基本設計検討中とお話した物件がいよいよまとめの段階です。
今回は3社に相見積を依頼しました。
42枚の図面をお渡しして待つこと2週間。この間、内心もうドキドキです。
『大幅に予算をオーバーしたらどうしよう・・・』

もちろん事前に予算をお聞きして設計するのですが、打ち合わせているとどうしても
「アレもやりたい、コレも・・」また、良いものを見ると、「高くてもやっぱりコッチがいい・・」
となるのは人情ですね。予算厳しいな・・と思いながらも、あまり駄目は連発できませんし、ね。
やっぱり、家づくりは、夢が無くっちゃ!とハイハイ取りあえず見積に入れましょう・・・
と後でいつも金額調整に苦労することにはなるのですが。

さて今回は・・・何とか調整できそうな範囲で上がってきた金額を見てホッ。

3社ともほぼ拮抗した金額が出てきました。(2社にいたってはその差たったの5万円!!)
これだけ金額が近いのは本当にめづらしいんですよ。
でも、総金額だけに目をとらわれていては片手落ちです。
見積りに落ちはないか・・図面の理解が間違っていないか・・まずそこからチェックです。

不況で工務店さんの仕事が少ない時期は、建て主さんにとっては逆にチャンス。
今回の見積りがまさにそれを物語っていました。
各社とも、とても好感の持てる内容です。
この3社のうち、どこと最終的に交渉するか・・
これだけ拮抗しているとその選択も難しくなります。

モノには値段があるので、「値引きして」と言うつもりはありません。
あくまで内容次第です。さてさて、続きをやりますか・・。