去年の9月ぐらいに、教会の屋根の一部改修工事の設計を依頼されたのですが。それが、あの尊敬する村野藤吾先生の有名な作品の「カトリック宝塚教会」と知り驚愕の思いで現地にお伺いしました。

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この特異な容姿をし東西に長い三角形の平面の東側に祭壇を配し、その上部に十字架を頂く三角形の高い塔がそびえ、その勾配が西側に流れる形で屋根が形成されている。
外装は粗い白いモルタルの吹付け仕上で、その荒削りなテクスチャーが、この教会の印象を深めている様に思う。

地元では、大地から迫り出したような姿から、「白くじら」とか「なめくじ教会」などの愛称で親しまれているようです。

屋根の一部改修工事の基本計画は、させて頂いたのですが、予算が合わず仕事は頂けませんでしたが、屋根に上って全体像を見ることが出来、さらに、内部の天井内部の様子も見せていただいて、良かったと思っています。