本日は3月の最終日。

2011年が明けて1/4が終了しました。

この2011年3月は日本にとって歴史的な月になったのは間違いありません。

2011年3月11日午後2時46分ごろ、

三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生。

津波、火災などにより広範囲で甚大な被害がでています。

福島第1原発と第2原発周辺には、避難指示や屋内退避指示が出されました。

また、十分な電力の供給が難しくなっていることから、計画停電が実施されています。

原発については、

これから様々な議論が起こってくるでしょう。

ただその議論は現状を正しく把握してこそ意味があるものと思います。

まず、東電は津波が大惨事を起こしたという意味で対策が不十分だったという認識を示しているが、

はたしてそれは正しいのだろうか?

確かに外部は津波によって破壊された。これは間違っていないと思う。

では炉心はどうなのか?

こちらは地震ではないのか。

ここを曖昧にすると、原発の耐震が十分だったかどうかがそっちのけにされ、

プラスアルファ津波対策をすればよいという結論に至ってしまう気がする。

炉心の破壊が地震であるならば、

全国にある原発の耐震基準を見直す必要がある。

国民の命がかかっている問題だ。ここはしっかりと検証していただきたい。




最後に、

明日は4月1日。

エイプリルフールですが、これは自粛したほうがよい。

なにより嘘のようなことが現実に起きているのだから。



被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。