2010年8月8日(日)制作・指導スタッフとして奈良県立大学に行ってきました。

『建築ワークショップ奈良 2010』は、古都奈良の文化財として東大寺などと共に"世界文化遺産"に登録されていて1300年前から、ほぼ手つかずの状態で守られてきた広大な平城京跡地に、全国から集まった建築・環境デザインを志している大学生達が6つのグループに分かれ6つのフォリーを展開させるという、アートアンドアーキテクトフェスタが主催の企画です。

*フォリーとは・・・《特定の機能を持たない、小さな建築や空間表現》

歴史的な背景を持つ平城京跡地でフォリーを創る企画に気持ちが高鳴ります。

プレゼンテーションでは、各グループが様々な角度から空間を読み取り、場所に対する歴史・神秘性などを考慮したフォリーを提案しておりました。また、使用材料は、土・竹・紙・木材などの様々な自然素材を使用しており、各作品の構成に対して、素材自身が持つ表情・魅力を十分考慮した材料選びを行っており、各グループが制作するフォリーをさらに魅力的なものにさせると思います。
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公開プレゼンテーション時には、地域に斬新なインパクトを与えると共に、平城京が持つ『魅力・力』をさらに飛躍させると確信しております。

≪公開プレゼンテーション≫
日時:2010年9月12日(日)13時~  会場:平城京跡 交流広場まほろばステージ
是非、足をお運びになり歴史が持つ荘厳な空気、パワーとそこに交わる学生達思いを体験して下さいませ。

(報告者:和歌山県建築士会青年委員会)