今回の銅板たたき作業には、
私が非常勤講師を勤めております、
静岡産業技術専門学校ならびに
建築科1年生学生有志の皆さんに
ご協力いただきました。

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昨年12月初旬に、タイミング良く私の設計改修中の
蔵の下屋屋根撤去工事がありまして、
建て主さんにご相談したところ、
快くご承諾いただき、そのご厚意がありました。

そして、その加工作業も12月中旬におこなわれました。
当初の作業予定日が雨となり、
急遽、作業日を変更したという苦労がありました。

こういう時の連絡用LINEが役立ちました。
とにかく、普段の授業と違って反応が良い・笑。
これは、今年度からブログ授業と併行して
考えるかなぁ。。。と言うぐらい。。。

そのお陰で、あの晴天の中で作業をおこなうことができました。
当日は、18名の学生有志の皆さんでおこなわれ、
番組スタッフも、学生のために、
静岡で有名な焼肉弁当をロケ弁として、
複数用意していただいたことも忘れてはなりません・笑。

その後の現場での取付作業日は、今年の1月中旬。
静岡地方も雪予想となる冷たい雨の中、
13名の学生有志の皆さんでおこなわれ、
その様子は、番組でも紹介されました。

普段の学校よりも1時間半早く学校に集合し、
そこからマイクロバス2台に分乗して・・・、
途中休憩を入れながら、諸子沢へ向かいました。

今回の現場作業では、古民家の構造と今回の補強手法、
材料の話しやリフォームの概要など、
課外授業をおこないながら、
加工したたたき銅板の取付作業を
板金屋さんの指導ものとおこなわれました。

ここは、番組でも紹介されているので、
お分かりだと思いますが、
実は、それ以外の作業もおこなっております。

銅板取付作業班の他に、
構造補強の筋交いの塗装作業班、
既存障子の剥がし張り替え作業班など、
各班に分かれて、寒い冷たい雨の現場の中で、
多くの作業を分担してくれました。

構造補強の筋交いの塗装作業班は、
筋交い・金物を含めて、
職人さん並の丁寧な塗装を黙々とおこなってくれました。

障子の張り替え作業班は、
本当に寒い中で、手を真っ赤にして、
濡れタオルでの障子紙剥がし作業と
張り替え作業がおこなわれ、
再生された障子の一部は、学生有志の皆さんの苦労の賜物です。
本職の職人さんが感心するほどの熱心さで、
うちにどうだい?というリクルート活動まで。。。
本当にご苦労様でした。

こうして学生たちの若い力が、
築190年の蔵と築150年の古民家を結びつけ
さらに、次世代へと繋いでいくという
貴重な体験と共に受け継がれていきました。

静岡産業技術専門学校ならびに
建築科1年生学生有志の皆さん、
今回の古民家リフォームへの
ご協力、本当に、ありがとうございました。

今年度からは、いよいよ最終年の2年生。
いきなりコロナウィルス感染拡大の影響で、
就活説明会や行事が中止となり、
来年の社会人に向けての出鼻を挫かれておりますが、
こうした経験が、必ず役に立つ時が来ますので、
焦らず、落ち着いて、行動してください。

また新年度、お目にかかりましょう・・・
は、まだまだ先になりそうですが。
そして、先輩たちの作業の様子や努力は、
今年度の新1年生たちへ、受け継がせていきます。

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