2010年 6月の記事一覧

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10年06月30日 17時23分12秒
Posted by: tenkoushya
梅雨のこの時期、なんと言っても困るのは洗濯物を干す場所。
朝の出しなには降っていなかった雨が、昼前からはポツポツと降り出し、帰る頃にはどしゃ降りで、外に干していた洗濯物はずぶ濡れ・・・・なんてこともよくある話。
仕方無しに部屋の中に干して出掛けるにしても、そんなに沢山干せる場所ってあります?

最近ではユニットバスのお風呂の中に、物干し用のパイプを設置して、換気扇と一体型になった浴室暖房機を点ける事で、お風呂全体を乾燥室のようにすることも出来ます。これはこれで便利。普段、洗濯物を干さないときでも、浴室を乾燥させられるということは、カビを防ぐことにもなりますから。

室内に干したいときには、普段は天井の中に納まっていて、必要な時にだけ下ろすことが出来る物干しパイプを設置することもあります。これはこれで、あると意外と便利な物。

家庭でも洗濯物を干す場所には頭を悩ませるのですが、これがタオルを沢山使う美容室や理容室なら、尚更のこと。勿論、乾燥機はフルに利用するのでしょうが、それでも足りないこともあるのです。
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今回、御殿場に造っている美容室には、こんな物干しが設けられています。

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10年06月28日 16時16分47秒
Posted by: tenkoushya
御殿場で工事をしている、美容室の現場へ行って来ました。
メチャメチャ暑かった~。首の後ろがヒリヒリするのは、炎天下に立っていたせいだろろうなぁ・・・。日差しに弱いんですよ(笑)

現場は引渡し間際なので、ヒッチャカメッチカの状況。
エアコンは吊ってるは、塗装屋さんは壁のダメを塗ってるは、電気屋さんは配線してるは、家具屋さんは据え付けてるはと言った具合で、「これで明日引き渡せるの?」と言う感じがしないでもない。

そんな中、オーナーや女性スタッフが参戦し、床のアクセントを塗り始めたり、ガーデニング工事が始まったりで、カオスはヒートアップ! OPENは来月の12日と言っていたし、きっと何とかなるんでしょうが・・・・・。家具が入ったら、写真撮りに行こっと!
で、今日の様子はと言うともこんな感じ。
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玄関脇の高さ4.0mの看板。

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10年06月25日 08時08分10秒
Posted by: tenkoushya
ミステリマガジンの08月号が、書店に並ぶよりも一足早い昨日、送られてきました。
私の好きだった方が最終回との事で、とっても残念な気持ちで読みました。
以前の号も、読み返してみようと思っています。

私は、ロバート・B・パーカーの作品に触れています。
宜しければ、パラパラして見て下さい。




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10年06月23日 15時14分48秒
Posted by: tenkoushya
たったの3週間で、61坪の広さのある美容室を造り上げる工事は、今まさに怒涛の工事を行っています。家具の据付が今日で終わり、クロスが今日明日でフィニッシュ。床の塗装工事は明日と明後日・・・かな? というぐらいの感じ。引渡しは来週の月曜か、天候の都合などで不都合があれば、ギリギリ伸ばして火曜日の予定。凄くタイトな予定です。

それなのに、この雨。
止まないかなぁ・・・・・・。

ちなみに、下の写真は改修前の建物外観。 ↓
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大きく口を開けた建物は、修理工場のような雰囲気を持っていましたが、そんな開口を上手く利用して、美容室のファサードはこんな感じに変わりました。 ↓


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10年06月22日 09時27分21秒
Posted by: tenkoushya
有栖川さんから、最新作『闇の喇叭』を頂戴しました。
ありがとうございます。
そして新作発表、おめでとうございます。
大勢のファンの方が、この日を待ちわびたことだと思います。
後ほど、改めお礼のご連絡をさせていただきます。
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少し前にお電話でお話させていただいたときに、益々忙しい日々を過ごされていると伺いましたが、その一つが本書の執筆だったのかもしれません。
既に早い方では、もう読み終えられた方も居るとの事ですが、何もかもが斬新な作品のように思えます。まず装丁が綺麗。今までの有栖川さんの作品の持つ雰囲気とは、少し違うような気がします。ストーリーも今までに無い路線とのことなので、期待が高まります。

それから個人的には、書名の<喇叭>の文字。なぜ<ラッパ>と簡単に読める文字ではなく、難しく、ともすると読めないかもしれない<喇叭>の文字なのか? そこに意味が隠されているのか? なんて感じで、表紙を眺めるだけで楽しめます。そんな感じで、表紙から裏表紙を眺め、カバーも外して見ています。でも中はまだ開いてない。目次さえ読んでいません。私、一人っ子なので、好きな物は最後に食べるタイプなのです。

闇の喇叭』 大勢の方に楽しんで頂けることを、お祈りしております。
ありがとうございました。

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10年06月21日 18時29分42秒
Posted by: tenkoushya
前から気になっていたんですよ、中古住宅におけるインスペクションの必要性に関して。
つまり専門家の目視による検証作業が、必要ではないかと言うことに関して。

中古住宅、あるいは建売住宅でも同じですが、建っている建物を購入しようとするときに、購入者が、その家の状態に関して話が出来る人は、基本的には不動産会社の営業マンだけだと思います。

金額や築年数、許認可の有無から、前のオーナーの話しに至るまで、それら全てに関して尋ねる相手は不動産会社の営業担当者だけと言う場合が、ほとんどだと思うのです。

金額などに関しては仕方ないにしても、肝心な建物の話に関しては、いくら営業マンに聞いてもダメですよね? でも他に聞く相手が居ないから聞く。聞かれた方も、「え?何で私に聞くの?」みたいな内容であっても、雰囲気でゴニコョゴニョゴニョっと答えるか、あるいは知ったかぶって話すかの、どちらかではないでしょうか? でもそのどちらも買う人にとって、プラスになるとは思えないのです。

分からなければ分からないで、「じゃあ専門家に聞いてみますか?」と、話が分かる人に問い合わせてみては如何でしょう。

インスペクションとは、あくまでも目視による検査ですが、それでも専門家が図面や確認書類などを確認し、その上で建物内外や床下から小屋裏まで目視で検査するのと、何にもしないのでは天と地ほど違います。

何が違うかって? 
これから自分が住んでいく家の現状を知っているのか、あるいは全く知らないのかでは、将来に備える安心感が違うと思うのですよ。

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今日、そんな相談を受けたので、ふと書いてみましたが、これから家を買おうと思っている方は一度考えてみませんか? インスペクションの必要性を。

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10年06月18日 11時59分56秒
Posted by: tenkoushya
小さな家の計画が進行中です。
その家にはバルコニーが、ありません。
予算の問題もあるけど、それよりウッドデッキを設けて、地面に近い場所を使いたいと考えたから。例えば洗濯物、例えば子供の水遊び、例えば植木鉢への水やり、例えばバーベキュー。

茶の間から・・・・・、あ、そうそう! この計画中の家には、リビングもありません。
あるのは昔ながらの<茶の間>です。
畳敷きの場所に、ちゃぶ台を置いて、そこでご飯食べたり、新聞広げたり、子供が宿題をしたりする。太くて貫禄のある八寸ほどの柱が、大黒柱として存在する家。
子供がペタペタと触れ、本物の木の強さとぬくもりを感じられればと考えています。

そんな家を計画しているのですが、その茶の間から続く縁側的な場所としてのデッキスペース。その一部で、視線の絡まない場所に、洗濯物は干せば良いと考えてます。

写真は以前、設計させていただいた【外も楽しむ家】のデッキの写真。
今ではデッキの一部が丸くくり貫かれ、そこに木が植えられたりしています。

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家は家族の成長と共に変化します。
住む人の趣味や嗜好が変わっていくのなら、家もそれに合うように変化できると良いと思います。木製デッキの上で冷たいビールと枝豆・・・・・・、憧れません?(笑)

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10年06月17日 09時05分57秒
Posted by: tenkoushya
先月から連載させていただいている、早川書房の『ミステリマガジン』。
書いているのは、翻訳物ミステリに登場する建築的な事柄や出来事。それに特徴ある建物の事などを、建築士視点で見たエッセイ。

今月分の原稿は既に校正も終わり、私の手を離れています。私の書く短いエッセイでも月刊誌への連載は大変なのですから、小説などを連載されている作家さんたちが、如何に大変かをあらためて感じています。

その『ミステリマガジン』への執筆作業の他にも、原稿を書く企画をいただいておりました。こちらは純粋に建築に関する原稿。面白い企画なのですが、あまりに面白過ぎて、方向性が紆余曲折しておりました。

少し前に原稿用紙7頁足らずのタタキ台を依頼され、設定や条件を決めた物を書きました。どうやら社内で検討されていたようです。それがようやく方向性も決まり、動き出すことになったと連絡をいただきました。正式にスケジュールを調整し、これからはそちらの執筆作業にも入ります。

正直言うと、この企画は頓挫するんじゃないかと思っていたので、動き出して少しホッとしました(笑) 6月7月は、かなり慌しくなりそうな気がしますが、頑張ります!!


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10年06月16日 17時20分16秒
Posted by: tenkoushya
御殿場の美容室工事は、急ピッチで進んでいます。
わずか3週間ほどの期間で、およそ61坪の広さの建物を、自動車のカーアクセサリーショップから、美容室へと改修する工事です。

4.5mの天井高さを持つフロントを抜けると、一転して天井の高さは2.2mと言う低さになります。その低い天井の廊下を進むと、天井は少しずつ高さ増し、廊下を抜けると7mの天井高さを持つカットスペースになります。

室内には木製のパーゴラが組まれ、一脚ごとの間隔も広くゆったりと取られているため、落ち着いた雰囲気と贅沢な気分を味わえるようにと考えられています。

今月末の工事完成・引渡し。
7月中旬からのOPENを目指し、現在現場は奮闘中とのこと。
ちなみにオーナー自らの手で、仕事の空いた時間に、中庭と言うかエクステリアの工事を施工中。
詳しいことは、オーナーの「新店準備ブログ」にも載っていますので、是非ご覧下さい。


現在のお店のHPはこちら ↓
Flamingo Kitchen | フラミンゴキッチン
静岡県三島市に有ります。

工事中のフラミンゴキッチン御殿場店の工事状況を書いているブログはこちら 
             ↓
Flamingo Kitchen | プロジェクト 新店準備ブログ
静岡県御殿場市になります。

御殿場店のお近くの方は是非!


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10年06月14日 17時50分56秒
Posted by: tenkoushya
家の近所を散歩しているだけでも、時々面白い建物に出くわすことがある。
洒落た屋根の棟飾りを持つ家や、驚くほどの薄い家。
玄関の前に狸の置物を置いていた家も、ありました。
この家も、そんな中の一軒だと思います。
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これたぶん、敷地の北側に傾斜した土地を持っているのだと思います。
でもコンクリート擁壁で造成されているのは、その手前まで。
当然、建物も平らに造成された地面の上に建っているのだと思います。
でも使われていない傾斜地が、勿体無いと考えたのではないでしょうか。
そこで工事現場で使われる単管を組んで、デッキ状に作ったのだと思います。

なんだか危なっかしい気がしないでもないですが、気持ちは良く分かります。
「どうか落ちないように気を付けて使って下さい」などと考えながら、眺めていました。
もっともこの形状で良いから、新築時に設計に盛り込んでくれと言われても無理ですよ。
だって、絶対に許可にはならないですからね(笑)

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10年06月14日 09時34分09秒
Posted by: tenkoushya
ワールドカップが始まり、既に寝不足気味の方も大勢いらっしゃる筈。
今夜は日本VSカメルーン戦なので、私も俄かファンよろしく、頑張って観戦したいと思っています。

そんなワールドカップ熱気に包まれる日本も、東海地方までが入梅したと発表されました。関東でも今日・明日には、入梅宣言が出されるとの事。暫くは、傘と仲良しです。

外で仕事をする方たちにとっては、辛い時期になります。雨で段取りが変わると、ついつい焦ってしまいがちですが、焦っても碌なことが無いので、落ち着いていきましょう。
昔の偉いお坊さんも言ってましたよ、「慌てない慌てない」とね。

散歩中に見掛けた、とある住宅の玄関脇に立つ、タヌキの置物。
門番なのでしょうか? それとも魔除け? なんとなく沖縄のシーサーを思い出しました。酔ったオジサンが、居酒屋さんと間違えて入ってこないか、ちょっと気になりましたが、少し癒された光景でした。
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10年06月12日 16時53分15秒
Posted by: tenkoushya
大学生の秋内・京也・ひろ子・智佳たち四人は、教授の幼い息子・陽介の突然の死を境に、不協和音を奏で始める。愛犬のリードを、しっかりと手に巻きつけていた陽介は、突如車道に向かって走り出した愛犬に引っ張られ、走ってきたトラックにはねられて死んでしまう。事故と思われていた悲しい出来事だが、四人ともが偶然にもその現場に居合わせていた。小さな疑問を抱いた秋内は、動物生態学に詳しい間宮教授に相談し、心の中に刺さった小さな棘を抜こうともがき始める―。




道尾さんの作品は『向日葵の咲かない夏』以来でした。
むむむ、正直言うと、少し苦手かもしれません。
登場人物たちの心の行ったり来たりが、まどろっこしく感じてしまいました。
まるで月9の恋愛ドラマを見ているようで(笑)

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10年06月07日 18時28分05秒
Posted by: tenkoushya
クライアントの打ち合わせでは、なるべく専門用語を使わないように心掛けている。
こちらでは「当たり前に使っている言葉」が、クライアントには通じていないことがあるからだ。でもそんな時でも大抵の方は、「それはどういう意味ですか?」とは尋ねない。尋ねることに気を使っているのか、知らないと言うことに抵抗があるのかは分からないが、なぜか尋ねてこないのです。

そんなことがあると気づいたのは、以前、『犯行現場の作り方』の原稿を書いている時だった。当時の編集者の方が、「中廊下(なかろうか)って何ですか?注釈ください」と言われて、面食らったことがあったのだ。

私にしてみれば、「それって標準語じゃないの?」と思ったので、正直ちょっとむくれたのだが(笑)、後で建築と関係ない知人に、「中廊下って意味分かる?」と尋ねたら、圧倒的に分からなかったのだ。

それからは、私が日常的に使っている言葉でも、なるべく専門用語っぽい言葉は、避けるようにしている。とは言え、最低限の言葉は使ってしまう。

例えば打ち合わせをしている時に、「ここの居室の窓は、もっと大きくして」と言ってしまうことがあるが、この居室が専門用語なので、分からない人には意味が通じていないことがある。居室とは、超簡単に言ってしまえば、LDK、寝室、子供部屋、和室のような部屋の意味で、玄関・トイレ・洗面・浴室・何度などはこれには当たらない。

こう言うことって意外と多い。例えばミステリを全く読まない人に、「この作品にはレッドヘリングが多いので、読んでいて気が抜けない」と言っても、一体何のことを言っているのかチンプンカンプンなのと一緒だと思う。

注意しなければいけない。
さて、珪藻土。これを分かりやすく言い直すと、さて何だろう?
専門用語は、使うのも説明するのも、難しいものですねぇ・・・。

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10年06月02日 15時53分59秒
Posted by: tenkoushya
「おどる人形」みたいに書いてしまいましたが、正しくは「笑える まことちゃん・ハウス」ですね。
街並みにおける景観問題に、図らずも一石を投じてしまった漫画家の楳図かずお氏が、都市における景観論を語られています。

この話題に関しては、騒動になったばかりの頃にも書いたことがありますが、法的に建物の形状や色を規制する縛りが無い地域でのトラブルですので、十中八九、楳図さんの主張が通るだろうと考えていました。勿論、好きか嫌いかの個人的意見は別として・・・・・。

紆余曲折のゴタゴタの結果、楳図さんの主張が通り、希望する赤白のポーター柄に塗り分けられた「まことちゃんハウス」は完成するに至ったのですが、そのことを通しての景観論を真面目に語られていることに興味が惹かれます。でももっと興味を惹かれたのは、建物内部の様子です。

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10年06月01日 09時29分08秒
Posted by: tenkoushya
今日から6月、衣替えです。
大人にはあまり関係ないかもしれませんが、制服を着ている学生さんたちは、昨日まで着ていた冬服から、涼しげな夏服に変わる日。今日辺りは、まだ少し寒そうに見えてしまう夏服ですが、これからの季節を感じさせるチェンジです。

黒っぽい学生服を脱ぎ、白いYシャツ姿になるだけなのに、とても爽やかな感じにも映ります。たぶんみずみずしい新緑とのコントラストとも良いのでしょう。

家も季節によって、一枚脱げると良いと思います(笑)
家の外壁を剥がすと言うのは無理でしょうから、その上に、もう一枚まとえば良いのです。例えば冬は熱を吸収し、かつ逃がさないベールをまとい、夏になったらそれを外す。あるいは夏の暑い時期だけ、何かをまとう。これは最近流行のグリーン・カーテンのような物だと思います。ゴーヤのような物を、蔦のように絡ませて日差しを遮る方法ですね。つまり夏にまとう、もう一つの表皮。

この反対は出来ないものでしょうか?
冬に蓄熱や断熱効果のある表皮を、まとうと言う考え方。
真剣に考えれば、なにか出来そうな気もします。

家が持つ初期性能の他に、プラスアルファの考え方をしてみる。
そういう考え方、ありだと思います。
何年かすると出来るかもしれませんね、「今日から我が家も衣替えします」なんて家が。


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