台所の話で作業をしていて腰が疲れる事が多いので今度造る家は腰が疲
れ無い流し台にしたいと言う話が結構有ります。流し台の高さが原因だ
と思うのだが疲れない高さって有りますか?と聞かれることもしばしば
です。現在流通している流し台の高さはJISで規定されていて80?
と85cmの2種類の高さが有ります。この2種類で70%以上の人が
適合値となるために設けられているわけです。しかし、より自分に適合
した物が欲しいと言うことになれば「身長cm÷2+5cm」が適合値
と言われていますが、この時に気を付けないといけないのがまな板の厚
みや作業している時の履物などが見落とされがちですし、力を入れる作
業の時は低い方が良く精密な作業の場合は高いほうが良くなります。
人間工学的な観点での適合値と言うのは筋肉の活動量やエネルギーの代
謝率が低い位置である事を知った上で判断されると良いと思います。