今から20年以上前に発行された本です。この当時の住宅の設計では書斎
を作る事は殆どしませんでした。と言うより書斎を取る広さが有るなら
子供達や家族が集まる所を広くしたいと言う要望が多かった為です。
それで家を作る建築主であるお父さんは自分の場所を我慢して作ってい
た為このようなタイトルの本が出てきたのです。家に帰って自分の場所
が欲しいと思う人が多いのでしょう。時間が過ぎて今では住宅計画の要
望に書斎を入れる人が殆どと言う程までに成りました。これが時の流れ
と言う物ですね。