どこか 歩いていて出会うと気になるもののひとつに 「鳥居」があります。鳥居は「垣・柵・門の特別な形」と考えられているようなので 建物とは言えませんが あの単純な形で「神様が宿られる空間」を感じさせる 建築としての存在の大きさは すばらしいものだと思っています。さらに 閑静な拝殿だけの神社だとか 道端にひっそり置かれた小さな社だとか 人の居ない山中に祀られた祠などに建てられた素朴な鳥居には 造った人たちの「思い」が感じられて 素通りできません。使われた材料・工法も 石/木/鉄/コンクリートさまざまですし その形/形式も(詳しくは知りませんが)いろいろです。誰がきめるのでしょうか?造った人に会って 話を聞いてみたいですね。
神奈川県秦野市 小田急線渋沢駅から 渋沢丘陵~頭高山(ずっこうさん)を歩いた時に出会った「鳥居」たちです。
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ちなみに 建築基準法で 鳥居は 令138条第1項第三号に規定する「記念塔その他
これに類するもの」として 工作物に指定されています。