「むかしむかし 図面は手で描いておったのじゃ・・・」の頃。製図用鉛筆ホルダーで 芯研器を使って芯を尖らせながら(→後期は 3ミリシャープペン・・力を入れるとすぐ芯が折れた) 直線は 平行定規・三角定規・勾配定規(→後期はドラフター)で 描きましたが 曲線と文字をキレイに見やすく正確に描くために いろいろな道具がありました。円は 円定規(「まるかき」と呼んでいました)・コンパスで 曲線は 雲形定規で合う曲線を探し 文字は 数字・アルファベットのテンプレート(テンプレートって今はIT用語ですね)で描いていました。文字は その他に ゴム印(建築用語印一式2万円)もありました。テンプレートはスピードが落ち ゴム印は訂正が大変 で 文字も手描きできれいに見やすく描けるように練習しました。
TOTOが 衛生陶器全種類 それも1/50・1/100・1/200の型板を日本中の設計者に 無料でくれました。
使わなくなって久しいのですが この道具たちが いまだに 捨てられません。
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