2013年 3月の記事一覧

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13年03月24日 10時55分17秒
Posted by: moriken
20130324記憶.jpg
昨日、「記憶が繋ぐ集住ハウス(世田谷代田計画)」の現場監理へ行ってきました。
スイス漆喰、カルクウォールの仕上げ工事が80%程度終了。2階各室の乾燥後の壁柄を確認してきました。手造り感をよく感じる美し~いコテ柄で仕上がっておりました。この壁を見ただけで入居したくなる人もいる事でしょう!!

写真はそのカルクウォールをバックに手間の既存柱を撮影した写真です。柱の欠き込み部分を埋め木し色合わせで着色したものです。柱をよく見ると、建設当時の削り跡がそのまま残っていて、思わず手を当て、建設当時の粋な仕事や45年間いろんな人が住み繋いできた記憶のようなものを感じることができます。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
13年03月20日 10時00分42秒
Posted by: moriken
20130319二酸化炭素.jpg
昨日のブログでは消費エネルギー1GJ(ギガジュール)削減するためのコスト、二酸化炭素排出量1kgCO2削減するためのコスト、という形で太陽光設備の費用対効果を示した。この分析で注目したのは消費エネルギー削減コストは太陽光給湯設備が太陽光発電パネルの2/3と太陽光給湯設備のほうが有利なのに対し、二酸化炭素削減コストは逆に太陽光発電パネルのほうが有利であることだ。費用対効果が逆転する理由は発電したエネルギーが家庭に届いたときには約40%になってしまう送電ロスによる。

追加投資費用は、太陽光パネル4kWが154万円、太陽光給湯が35万円、窓仕様UP費が11万円。トータル200万円で居住時のCO2発生量0住宅が可能だ!!
費用対効果という意味では最も効果が高い建築技術による削減効果についての分析を忘れていた。高断熱・高気密・コンパクト設計、日射取得・日射遮蔽・通風利用などの建築技術だ。これらの技術による二酸化炭素削減効果は600円/kgCO2であり、太陽光パネルの2/3の費用で二酸化炭素を削減できる。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
13年03月19日 15時04分48秒
Posted by: moriken
20130318ソーラーパネル.jpg
一昨日、昨日と居住時のCO2発生量0(ゼロ)住宅の可能性について分析してきました。今日は視点を変えてCO2発生量0(ゼロ)住宅を作る為のコストと費用対効果について考えてみます。

どんなに自然エネルギーを有効利用して快適な住環境を作って冷暖房費を削減したとしても、住宅で暮らすには給湯や照明・家電などのエネルギーを消費します。CO2発生量を0(ゼロ)にするには消費したエネルギーを自ら創る創エネが必要です。つなわち太陽光発電や太陽光給湯設備を導入しないといけません。そこで創エネ設備導入のコストとその費用対効果を分析します。

①創エネ設備無しの時の消費エネルギー
 43.30GJ(ギガジュール)、年間光熱費78927円、CO2発生量1854kgCO2
②太陽光給湯設備のみを導入した場合の消費エネルギー
 37.75GJ、CO2発生量1617kgCO2、年間光熱費74264円
③太陽光発電パネル4kWのみを導入した場合の消費エネルギー
 26.39GJ、CO2発生量209kgCO2、年間光熱費▲65018円
④太陽光発電パネル4kWと太陽光給湯設備の両方を導入した場合の消費エネルギー
 20.84GJ、CO2発生量、▲29kgCO2、年間光熱費▲69681円

創エネ設備を導入することで消費エネルギー並びにCO2発生量を削減できますね。次に単位量当たりの削減コストを試算しました。
①太陽光給湯設備のみを導入した場合の費用対効果
 63000円/GJ、1470円/kgCO2
②太陽光発電パネルのみを導入した場合の費用対効果
 91000円/GJ、940円/kgCO2、初期投資費の回収年数10.7年
③太陽光給湯と太陽光発電パネル両方を導入
 84150円/GJ、1000円/kgCO2、初期投資費の回収年数12.7年

なかなか面白い、導入する時の判断基準となる結果ではないでしょうか。この結果数値の考察は後日行います!! 
住環境性能+Design住宅 森建築設計
13年03月18日 11時50分01秒
Posted by: moriken
20130318ゼロエネ.jpg
昨日のブログで今年度の住宅用太陽光発電の固定買い取り価格が42円から38円に下がり、4kWの太陽光パネルを搭載すればCO2発生量が0(ゼロ)となる住宅計画が可能であることおをお伝えした。この記述がかなり曖昧だったので今日はもう少し詳細なデータ―で分析する。

モデル住宅の仕様を変更しながらどうすればCO2発生量が0(ゼロ)となるのかを分析した。
①基礎データ―
 建設地は東京都町田市、延床面積86m2(26坪)、4人家族、熱損失係数Q値1.9、日射熱・通風利用は周辺障害の影響が少ない好条件の立地。日射取得、日射遮蔽、自然風の利用など自然エネルギーを有効に利用する設計プランとする。
②冷暖房換気設備
 暖房:部分間欠暖房、高効率エアコン
 冷房:部分間欠暖房、高効率エアコン
 24時間換気:第三種壁付け排気機
③設備機器
 給湯:ヒートポンプ式電気温水器、太陽熱温水器:4m2、シャワーや蛇口は節水タイプ、照明器具はLEDと多光式調光蛍光灯の併用、時間制御型瞬間湯沸かし暖房便座便器
④家電機器
 2007年以降の高断熱型冷蔵庫、47型省エネタイプテレビ、省エネタイプ洗濯機、省エネタイプオーディオコンポ、電気ポットは使用しない、IHクッキングヒーター
⑤太陽光発電パネル
 4kW

以上のような条件で試算した結果、エネルギー消費20.84GJ、光熱費-7万円、CO2発生量-29kgCO2
となった。この試算には乗用車の消費エネルギーは入っていないので家庭単位で考えると乗用車分がプラスになるが、乗用車以外では居住時のCO2発生量2(ゼロ)住宅が実現できる可能性が高いことが分かる、夢を語らずして現実にはならず!!
住環境性能+Design住宅 森建築設計
13年03月14日 10時06分01秒
Posted by: moriken
20130314記憶.jpg
昨日は築45年の木造アパート リノベーション「記憶が繋ぐ集住ハウス」の現場監理へ行ってきました。外周りはモルタル下地の通気ラス張り中、内部は左官仕上げ工事中という状況です。左官仕上げは一昨日までに養生と目地処理などが完了、昨日早朝に仕上げパターンを確認して決定しました。

内装仕上げはスイス漆喰「カルクウォール」コテ塗りです。自然素材で調湿効果などもあり、表面強度が硬いので賃貸住宅としても適していると考え使用しました。使い込むと風合いが増す仕上げ材なので、昭和の木造住宅の雰囲気を持つこの計画に相応しいでしょう。このカルクウォールを壁は若干パターンを付けて、天井はフラットに塗っていくこととしました。

写真は職人さんに試し塗りいてもらっているところです。職人さんと会話しながら3種類塗ってもらいイメージに近づけてパターン決定しました。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
13年03月11日 08時36分33秒
Posted by: moriken
20130311オーバーレイ.jpg
昨日、オーバーレイハウスの打合せを行いました。前回の打合せで出た建て主様のご要望を改善した平面プランを提出。内外イメージパースのご説明をしました。

オーバーレイハウスは約40m2(12坪)の賃貸住宅4戸、3階がオーナー宅という計画です。1階・2階の賃貸部は、ほぼ正方形の貸室をL字型の賃室が囲むような構成。写真はほぼ正方形(実際は5.8m×6.8m)の賃貸室イメージパース。5.8m×6.8mの無柱空間の奥に洗面・浴室(パース右奥)とキッチンを備えます。間仕切り壁や収納はあえて作らず、入居者が可動収納間仕切りで仕切りながら暮らすことができる自由度の高い賃貸住宅です。可動間仕切りによる仕切り方は入居者の暮らし方に応じて4パータンを想定しています。5.8m×6.8mの無柱空間は木造最強工法のSE構法で実現できます。

正方形をL字型が取り囲む構成は単なる閃きではありません。各賃貸室の各室に明るく暖かい陽射しを必要な量取り込むことができる方法を考え自然に生まれたプランです。面積構成がほぼ固まったので、次は銀行ローン相談を行うこととなります。実はこれが今回の計画の最も大きな問題です。。。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
13年03月01日 15時44分31秒
Posted by: moriken
20130301絆.jpg
今日は「記憶が繋ぐ集住ハウス(世田谷代田計画)」の監理へ行ってきました。現場監理の後、建て主様に外構工事仕様のご説明をし建て主様と一緒に外壁モルタル部の仕上げ色を選定しました。

本計画の外壁は1階部分は窯業系サイディング、2階部分がモルタル下地ジョリパットリシン吹付けとしています。5種類の塗りサンプルから現場で色合わせして決定したのが写真左の色です。写真中央がサイディング見本。色柄検討ではサンプルを並べた時の相性だけでなく、全体仕上げた時の印象や経年変化による色の変色なども予想しながら選定しなくてはいけません。

最終決定した仕上げ品番
・外壁下部分:二チハ モエンエクセラード16 キャスティングウッド ダークブラウン色
・外壁上部分:アイカ ジョリパット JP-100 リシン柄 T3016色(写真右はT3523色)
・外壁木部 :キシラデコール ♯111 ウォルナット色

決定した色合いは設計時に作成したイメージパース通りとなりました。パースは下アドレスでご覧いただけます。
http://moriken1ro.exblog.jp/16444366/
住環境性能+Design住宅 森建築設計
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