母屋の棟屋はひかり井戸として、
棟屋四周の開口部から光を広間へ導き、
同時に、風も上部へ抜けていきます。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html

柱芯々1500mm角の中に入る螺旋階段の大きさ、
ここはギリギリ大きく取っても1370mm。
長さ5300mmの円柱支持柱の除くと
段板の長さは約645mmなので、
屋上に上がる非日常的な用途であれば、
階段としての大きさも、何とかギリギリです。


それぞれ分割して、台船で運ぶことを考えると、
施工性も考慮して、支持柱と踏み板を分割式。
支柱に溶接されたベースプレート厚12が
鉄筋コンクリート基礎にアンカーされて、
最上部の踊場プレートは棟屋構造の梁部分に留め付けられて
支柱上部を固定しています。
手摺はあとから入れられることが必要となり、
こうなると、手摺を鉄筋や木製で考えることは難しい。

そこで考え出したのが、ロープを使った詩島式。
支持柱にあらかじめブラケットを溶接しておき、
そこに段板を取り付けていく、
ここまでは、ごく一般的な手法ですが、
詩島式では、この段板に手摺子が付いています。

そして、手摺はあとからこの手摺子の輪に通す、
白いロープとして、手摺上部と下部で大きさを変えています。
階段自体も白として、上部からの光を
できるだけ階下へ導けるように考えています。
また、手摺をロープとすることで島っぽい雰囲気もあり、
周囲のログハウスの壁とも合いますね。

さらに、こうした狭い階段では、上がる時よりも、
降りるときの方が気をつける必要があるため、
しっかりと凹凸のグリップの効いた
ノンスリップシートを踏面に貼っています。

大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.
長崎・さだまさしの詩島再生計画
http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html

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 ・・・どうも、ありがとうございました。

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