ハンナのかばん11.jpg

劇団コーロによる『ハンナのかばん』
静岡おやこ劇場7月例会にて観劇しました。
http://www.kooro.com/works/05.html

ナチスによるユダヤ人大量が虐殺『ホロコースト』
という重いテーマの演劇を
子供たちと一緒に見ることで、
この歴史を共有する大切な時間でした。

600万人超に及ぶと言われる『ホロコースト』
子どもだけでも150万人・・・、
静岡県の人口の倍以上。
想像を超えた数字に、知っていることとはいえ、
あらためて、衝撃を受けます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ホロコースト#.E8.AA.9E.E6.BA.90

この『ハンナのかばん』に大きく書かれたドイツ語。
『ハンナ・ブレイディ 625 
1931年5月15日生まれ 孤児』
このカバンの持ち主である、ハンナ・ブレイディ を
捜すことから物語が始まります。

ハンナのかばん01.jpg

「ハンナのかばん」が東京のホロコースト教育資料センターに
届いてから、このかばんを通して、
一人の少女の「死」よ りも「命」を伝えたい・・・、
そんな思いからハンナ探しを始めるという、
実話に基づいた物語ということも
非常に、この演劇の厚みを増しています。

劇団コーロによる舞台演出、舞台変化の構成、
何より演じる劇団員の役どころも含めて、
重いテーマで、よい観劇をすることができました。

静岡市民文化会館のホールに掲示された
『ハンナのかばん』に関する資料提示を
親子がじっくりと見入っている姿が
あちらこちらで見られましたが、
こうした劇と並行した展示も、恒例ですが、
静岡おやこ劇場例会のよいところです。
http://www.shizuokaoyako.org/

はんなのかばん21.jpg

人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。

TREview
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。