2017年 7月の記事一覧

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17年07月25日 09時37分28秒
Posted by: macchan


アトリエMアーキテクツの住まい紹介のお知らせ。
これらの住まい見学をご希望の方は、下記までご連絡ください。

一級建築士事務所アトリエMアーキテクツ 代表 松永 務
〒422-8005 静岡市駿河区池田626-2 
TEL 054(208)2650 FAX 054(208)2649
メールアドレス:macchan@mva.biglobe.ne.jp
http://atelier-m-architects.at.webry.info/
http://facebook.com/tsutomu.matsunaga

今回は、大型住宅とJパネル住まいの二本立て。
どちらも、表扱いですが、
それぞれの写真で、イメージが伝わればと思います。

Jパネル、JPウォールは、
いつもお世話になっている、島田市の丸天星工業さんとコラボ。
http://marutenboshi.blogspot.jp/2017/05/jp.html



さだまさしさんの詩島再生計画でも、
母屋棟・管理棟が、このJPウォールによって、
構造補強の耐力壁と仕上壁が一体でリフォームされています。

・さだまさしの詩島と静岡県産杉材Jパネル
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_3.html
・さだまさしの詩島とJパネル家具製作
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_4.html
・さだまさしの詩島と母屋棟屋・ひかり井戸断熱開口部
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_7.html

まっさん旅日記「大改造!!劇的 ビフォーアフター」 さだまさし拝
https://ameblo.jp/sada-masashi-official/entry-12260175624.html

大改造!!劇的ビフォーアフター2017.4.2 OA.
長崎・さだまさしの詩島再生計画
http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html

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17年07月20日 06時58分06秒
Posted by: macchan

金属製屋根が多くなってきますと、
屋根裏の換気は、より重要となります。
屋根の上は、60℃近くまでになることもあり、
その熱環境は、そのまま屋根裏空間へ放射されます。

断熱材は、常に部屋内側へ設置しますが、
その天井と屋根裏の空間は、高温となり、
天井の断熱材設置不良や、気密不良がありますと、
夏型の結露である高温結露の原因となります。

この棟換気は、屋根形状や素材により、
製作することも多々ありますが、
やはり、屋根のトップのデザインもさることながら、
風雨対策には、万全を期さなければなりません。
なおかつ、屋根裏通気の出口ですから、
その基本がおろそかになってもダメなもの。

ここは、野地板に所定の通気用隙間を残すこと、
その後の納まりなど、すごく気を使って施工するところですが、
今回は、既製品を違和感なく一体化させることに注視。


いつもの落ち葉除け樋(すとっ葉゜ー)
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid43.html
と共に採用しましたのが、
ガルバリウム・棟まど(タニタハウジングウェア)
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid53.html

L=910mmをそれぞれの棟内に配置し、
そこを連結する方法は、板金屋さんに相談。
板金屋さんの秀逸な納まりによって、
既製品とは思えないほど、スッキリと合っています。

さらに換気量の不足分は、十分すぎる大きさの換気ガラリを
入母屋妻壁の米松横桟の中に納めて、さりげなく。
設計と施工の見事なコラボレーションです。

前回の屋根換気の入口デザインは、こちらから。
屋根裏換気の入口デザインと省エネ効果
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201706/article_8.html

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17年07月10日 09時31分46秒
Posted by: macchan

Jパネルの住まいを広島・呉の大之木ダイモの
商品企画住宅として開発した『木香の家』
http://daimo.jp/kinoie/modelhouse/4960/

足かけ二年に渡り、構想・企画・設計・施工と
進めて、国産杉Jパネル落とし込み構法の住まい
『木香(このか)の家』モデルハウスが
広島・呉にオープンしています。

30坪のコンパクトな住まいですが、
南のデッキ→広間→趣味コーナー
→玄関ホール→北側の風景へと南北を通して視線が流れ、
南のデッキにいても、広間からも、
趣味コーナーのソファに寝そべっても、
北側の風景が眺められる特徴があります。

空間が繋がっているということは、風が流れるということ。
住まいの中を、爽やかな風のみちがあり、
自然の空調システムとして、機能することを期待しています。

その北側の窓も、ピクチャーウィンドゥとなる
大きなはめ殺し窓と地窓の組み合わせにより、
風景と通風の双方の効果を高める仕様となっています。

Jパネル落とし込み構法『木香の家』風のみち。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201606/article_1.html

私が設計した国吉田の家、浜田山の家。
静岡県産杉材の柱・梁・Jパネルによる落とし込み構法
の住まいですが、それを30年来のお付き合いの
広島・呉の大之木ダイモさんの新しい商品住宅として
開発しようというのがきっかけでした。
・国吉田物語建設プロセス
Jパネル住まいの設計施工ポイント1
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201706/article_13.html
・池田山物語建設プロセス
Jパネル住まいの設計施工ポイント2
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201707/article_1.html

この住まいを建設するには、Jパネルの生産工場が、
近くにあるかどうか。
日本には、静岡県・鳥取県・徳島県にしかありません。
広島だと鳥取・徳島双方に近いですが、
今回は、鳥取県のレングスさんのJパネルを活用しています。
http://length.or.jp/jpanel/

通常の在来工法は、柱・梁・筋交いによる軸組工法ですが、
Jパネル落とし込み構法は、柱・梁の間に
構造三層クロスパネルのJパネルを落とし込んで、
床・壁・天井が造られるため、
木造モノコック構造となります。
これは、外力を建物全体で分散して受け止めることができる
壁構造に近いシステムとなり、木本来の粘り強さが特徴です。

構造部材の使用量は、一般的に在来工法で約0.45m3/坪、
2×4工法で約0.57m3/坪ですが、
Jパネル住宅は、0.95 m3/坪と圧倒的な量となります。
このため、使用する木材は特一等と呼ばれる
構造部材を使用しています。

これだけの構造体が、室内に現しとなっているため、
木材本来の調湿機能が最大限に活かされて、
湿度の高い梅雨や夏には、その湿気を吸収し、
湿度の低い冬には、湿気を放出して、
人に優しい室内環境を創り出すことができます。

http://blog.with2.net/link.php?460485
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17年07月05日 17時24分11秒
Posted by: macchan

静岡県産杉材+Jパネル落込み工法。
全国に三工場(静岡県,鳥取県,徳島県)しかない
国産材三層クロスパネルの生産工場。
私の住む静岡では、丸天星工業さんが生産・販売しています。
http://marutenboshi.com/

このJパネルを柱の間に落とし込むことで、
粘り強い耐力壁を構成できて、
かつ、それを内部の仕上げとして活用できる、
落とし込み工法。

このJパネルを、床や屋根に使用することで、
杉材によるモノコック構造(面接合)となります。

構造計算上では、耐力壁の壁倍率2.5ですが、
すでに、公的機関の実物大試験で、
3.2~3.6倍の耐力が確認されています。
http://marutenboshi.com/jcolumn.html

さらに耐力壁倍率4.6倍、施工性を進化させた
JPウォールも、開発されています。
http://marutenboshi.com/jpwall.html

先日の大改造!!劇的ビフォーアフター
『さだまさしの詩島』再生計画でも、施設群の補強に使用しています。
http://www.asahi.co.jp/beforeafter/d00185gksw.html

さらに、柱・梁にも静岡県産杉材を活用することにより、
30坪の住まいで、20m2以上の地域材を活用できて、
家全体が呼吸する、優しい生活空間を創り出します。

単に、国産材を使用した在来工法というだけではなく、
その構造上の特徴を、内装材として活かせるという、
構造材と仕上げ材がセットで創り出せることも魅力です。

しずおか木の家助成の補助金では、
最高ランクを難なくクリアします。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sundeyoshi.html

Jパネル住まいの設計施工ポイント2はこちら。

1.静岡池田山物語の風景を切り取る。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201301/article_15.html
2.静岡池田山物語、序章。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201304/article_5.html
3.静岡・国吉田物語DNAは池田山物語へ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201305/article_4.html
4.静岡池田山物語・基本設計中。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201306/article_4.html
5.屋根に穴が開いた池田山物語。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201310/article_2.html
6.池田山物語は、国吉田物語のDNA継承。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201310/article_7.html
7.池田山物語は、プレカット打ち合わせ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201310/article_11.html
8.池田山物語はプレカット加工終盤。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201311/article_10.html
9.池田山物語・上棟。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201401/article_4.html
10.床下に広がる見られなくなるライン世界。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201402/article_4.html
11.静岡県産杉材+Jパネル仕様オープンハウスのお知らせ。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201403/article_1.html
12.静岡池田山物語オープンハウス終了。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201403/article_6.html

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