2013年 11月の記事一覧

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13年11月25日 21時26分10秒
Posted by: macchan
20131125-梁加工11.jpg
基礎工事が終わり、基礎内部及び外部の
給排水設備配管中の池田山物語。

来月の建て方に向かって、
プレカットはあらかた終わり、
Jパネルの落とし壁のための柱しゃくり、
Dボルトの600mmの穴開けなど、
細かい加工に入っております。
20131125-ボルト穴11.jpg
こういう時に、構造架構模型が威力を発揮、
工場に預けて、加工時に役立っています。
20131125-架構模型11.jpg
これらの杉材は、Jパネルも含めて、
すべて静岡県産材の認定木材。
静岡県や国の助成金を得て、
地産地消の住まいづくりが進んでいます。

それにしても6mの登り梁や梁材は、
迫力あるなぁ。。。
20131125-登り梁.jpg
20131125-梁材11.jpg
20131125-通し柱11.jpg

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13年11月23日 09時14分18秒
Posted by: macchan
20131123-敷地模型1.jpg
敷地調査や既存所木調査が終わりました伊豆高原物語。
並行しておこないました、
自然公園法の細部のヒヤリングも、重要な仕事。

敷地を見て浮かんだイメージですが、
法規上の読み込みは、やはり許認可を得る部署の
担当者に、直接確認しなければなりません。
なかなか微妙な表現もありましたが、
こちらの意図するところは理解していただき、
これで、やっと建築を考えるベースが整いました。
20131123-既存樹木位置1.jpg
この森に、建築をする以上、
最低限とはいえ、多くの木を伐採しなければなりません。
コナラ林が主体ですので、
やむを得ず伐採した木は、
暖炉の薪として、1年間熟成したり、
アプローチの土留め、舗装縁など、
新たな環境に、役立てるように、
木の第二の人生も考えねば。。。

この地に育った森に、感謝を込めて、
しっとり馴染むような建築を目指します。

ここは、森の木の代弁者ならずとも、
建築家として、最大限の歩み寄りを模索します。
20131123-ヒメシャラ11.jpg

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13年11月22日 01時07分34秒
Posted by: macchan
20131122-セントラルダクト2.jpg
二世帯住宅の快適かつ省エネの室内環境を実現する
セントラル冷暖房は、アズビルの
きくばりecs(エックス)シリーズ。
http://www.kikubari.com/product/index.html

きくばりの立ち上げに、枠組壁工法への対応について、
コンサルタントとして関わった関係から、
フルスケールのきくばりは、
これまで何度も採用してきましたが、
今回は、リーズナブルなパッケージ型を初採用。
電子式エアクリーナーも加えて、
クリーンで、ヒートショックのない環境を創り出します。
20131122-H空間.jpg
今年は、静岡県産杉材の落とし壁工法の住まいを
二棟連続で手掛けていますが、
室内環境を効率的にコントロールするには、
豊田物語に、この枠組壁工法が最も適切な工法。
まさに、適材適所の選択の結果です。
20131122-セントラルダクト1.jpg
ダクト径250mmが12本、
ヤマタノオロチよろしく、うねっておりますが、
これだけのスペースを計画的に確保するために、
構造計画時のチェックは必須。

無理なく配管スペースを確保することが、
断熱・気密性の確保と同等に重要です。
お母様のための快適な空間づくり、
アパート住まいで、ご不便をお掛けしますが、
もう少し、お待ち下さい。
20131122-セントラルダクト3.jpg

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13年11月18日 19時23分38秒
Posted by: macchan
20131118-電気配線1.jpg
Jパネルを使用した落とし壁工法の国吉田物語。
床や屋根の剛性にも、Jパネルを活用しています。
20131118-Jパネル内部.jpg
床のJパネルは階下の天井の仕上げ材を兼用するため、
必要な箇所には下がり天井として、
給排水・換気設備のための懐を作っていますが、
電気配線関係には、2階床に敷く、
遮音対策用の石膏ボードの間を、
配線スペースとして活用しています。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201310/article_1.html

このため、床には回路配線よろしく、
美しいFケーブルのラインが現れますが、
ここを避けるように石膏ボードを敷き詰め、
無垢材のカバフローリングが張られていきます。
20131118-電気配線2.jpg

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13年11月06日 19時07分54秒
Posted by: macchan
20131106-光井戸1.jpg
豊田物語の窓に面しない1階洗面ユーティリティに、
屋根のトップライトから光を導く光の井戸。

内部は、ホタテペイントの調湿・消臭性のある
白い壁として仕上げられて、
北側の柔らかい光が反射しながら、1階へと降り注ぎます。

また、その途中の2階へも、
二箇所に光を供給する役目もあり、
室内環境にも優しい縦ダクトになります。
20131106-光井戸トップライト.jpg
20131106-光井戸011.jpg

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13年11月05日 00時07分33秒
Posted by: macchan
20131105-H建て方1.jpg
豊田物語は、建て方終了。
ガルバリウム鋼板と防火サイディングの
ツートンによる組み合わせが、
二世帯の外観を構成しています。

ガルバリウム鋼板の外壁には、
タニタハウジングウェアのZiGを採用。
http://www.tanita-hw.co.jp/product/md2-sid87.html
これまでになかったプリーツ状のフォルムが、
独特の深みを産み出します。
20131105-135086396012413204138.jpg
そのガルバリウムの外壁、下地処理には工夫が必要で、
防火上、構造用合板のままでは不可となるため、
さらに石膏ボードを張り増ししなければなりません。
今回は、その手間を省くために、
不燃材料でありながら、構造用耐力もあり、
さらに、湿気に強くリサイクル性のある
三菱マテリアル建材のモイスTMを
構造用面材とすることで、そのまま通気層を介して、
ガルバリウム鋼板を張ることができます。
http://www.mmkz.co.jp/products/moiss_moisstm.html
20131105-H建て方3.jpg
これは、昨年の八丈島のビフォーアフターで、
内装材として使用してから、考えていた仕様です。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201208/article_2.html

建て方時に見える構造用合板ではない、白い面材。
この部分が、ガルバリウム鋼板の外壁となる部分。

パネル化をするに当たっても、初めての試み。
パネル工場でも、パネル化、搬入方式に気を使いながら、
上手く処理して、建て方がおこなわれました。
20131105-H建て方2.jpg

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13年11月01日 00時08分03秒
Posted by: macchan
床下の配管は、床を塞ぐ前に。
落とし壁工法でも、枠組壁工法でも、建て方時に
1階床ができあがります。
20131031-床下配管2.jpg
断熱等級4、いわゆる高気密・高断熱仕様では、
床下の断熱材を貫通する排水管、
給水・給湯管やガス管、エアコン冷媒管など、
多数の配管が突き抜けますが、
その周辺は、もっとも断熱性能が落ちる箇所。
20131101-床下配管1.jpg
高断熱であればあるほど、
こうした配管の隙間がウィークポイントとなります。

配管作業をおこなうにしても、
床下が無い状態で配管するのが
当然ながら最も作業性が良くなります。
20131101-床下配管3.jpg
それには、基礎工事と同時に、
各配管位置を指示することが大事になります。
手直しが出ると、床下での作業に加えて、
新たに断熱層を切り欠くことになり、
そこが、断熱の欠損になるからです。

もちろん、そういう場合に、
現場発泡のウレタン吹き付け(スプレー缶)を
配管周囲に、おこなうわけですが、
しっかりと作業がおこなえるかどうかは、
床下での設備屋さん任せとなります。
20131101-配管位置1.jpg
事前の配管径路の確認や指示、打ち合わせを
しっかりおこなうことで、
建て方時に、断熱材・構造用合板の施工時に、
しっかりとした塞ぎ作業をおこなうことができます。
20131101-床下配管4.jpg
これは、建て方大工さんにとっては、
手間の掛かる作業とはなりますが、
そこを、しっかりと説明して理解してもらうと、
これぞ、職人技という見事な施工をおこなってくれます。
20131101-床下配管6.jpg
20131101-床下配管5.jpg
何事も、コミュニケーションを取りながら、
その意味を理解してもらうことで、
『よっしゃ!』となるわけです。
これが、住まいというものづくりの醍醐味でもあります。

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