2010年 9月の記事一覧

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10年09月26日 21時32分09秒
Posted by: lifebox
ということで、三州足助屋敷に行ってきた。

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1980年に開園した三州足助屋敷は今年30周年。
足助屋敷の奥にある巴川沿いの郷土料理店「一の谷」が出来たのはそれを遡ること16年の1964年だ。今から46年前になる。

まちづくりや地域文化の教科書にも良く出てくる「足助町」のまちづくりにおいての原点は「保存を開発と信じよう」であった。早い話が、山を削りスクラップアンドビルドするよりも、町並みを保存したり地域の有形無形の文化を残す事が地域開発になるという考え方だ。高度成長時代に過疎化していく1975年に足助では町並み保存が始まった。

そんな三州足助屋敷を見てきた。
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ここは香嵐渓と呼ばれる紅葉が綺麗な地域のちょっと奥になり、紅葉の時期はライトアップされたもみじが綺麗で、観光渋滞する場所だ。まだ紅葉には早いが、それなりに観光客は来ていた。
ここの良い所は、わら細工・機織り・桶屋・傘屋・紙漉・炭焼き・鍛冶屋・籠屋・木地屋・紺屋などの実演がされているところで、単なる民族博物館になっていないところだ。紺屋や紙漉なんかは体験もできる。

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地域文化を活かしたまちづくりは、この三州足助屋敷だけでなく町並みにも十分いかされているし、まちづくりを実践されている方には是非見て欲しいところかと思います。

もちろん、一般の方が地域文化の体験型観光として行って頂くのが一番ですが。
10年09月22日 10時51分53秒
Posted by: lifebox
いやぁ、民主党政権となり初めて良い施策が出たって感じです。

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一部市町村では既に行われている施策の国バージョンですが、それはともかくとしてもこの施策自体は良いと思っています。
もっとも、運用やらの問題はありますし、防災の面での心配の声も聞こえてきそうですが。

後はその質が問われるわけです。その責任の一端は我々にあるわけですね。
10年09月17日 10時16分17秒
Posted by: lifebox
さてさて、設計する上でよく建築主やその親近者の方から言われるのが、家相とか風水。

どちらも運命学と言われる事もありますが、これを理解するのは結構大変。いわゆる生活の知恵的な事も多くて、家相を利用する事は良い事かと思うんですが、盲目的に頼るってのはどうなんだろうと思う私です。
ちなみに、Dr.コパさんの様に建築士の(自称)風水師の方もいるわけですが、失礼ながらコパさんのHPを見る限りでは単なる開運グッズ屋さんとしか思えなかったりします。

で、そんな家相ですが、一言で迷信とか占いだとかって断じる事はできません。前述した様に生活の知恵的な事は現代でも十分に通用する教えですし、知っておくべき事も多いかと思っています。

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この本は、「家相の科学」という東工大教授でもあった清家清氏が書かれた本で、私の手元にあるのはかなり古く今も再販されているかも不明ですが、建築士の方にもこれから建築される方にもぜひ読んで頂きたい本の一つです。

家相はその昔に中国から入ってきたものかと思いますが、現代でも脈々と伝わっているって事は、その言葉の中に科学的根拠があり建築的にも真理であることが多く含まれているからと言えると思います。

例えば、「地に布石をすれば陰を招く・・・・」というものがあります。庭に石をたくさん敷くのは大凶だよって事ですね。この本では、これには2つの意味があると書かれています。ひとつは、自然を人工的にいじりすぎるなという教訓。もう一つは、生活の知恵として、庭に石を多く敷くと今年の夏の様に暑いと、昼間にその石に熱が貯まり、夜に放熱し夜であっても熱い風を室内に入れてしまうという事です。冬は逆に放射冷却しますしね。

ひとつだけ例として出しましたが、家相とひとことで言っても、ちゃんと説明のつくものとつかないものがある事。そして、時代の移り変わりにより解決されている事があること。そんな事が、230pあまりに書かれているわけです。

宜しければ、ぜひお読みくださいまし。
10年09月13日 19時35分32秒
Posted by: lifebox
ってことで、私も数年前に受講した「耐震化アドバイザー養成講座」の本年度の受講者募集のお知らせです。

詳しくは、「愛知建築地震災害軽減システム研究協議会」っていうメチャクチャ長い名前の会のHPを見てくださいませ。

10月末から11月にかけての4日間の講座です。
受講資格は、愛知県内に在住か勤務する建築士となっています。
ちなみに、受講料は無料です。
定員は90名の先着順となっていますので、申し込みはお早めに。

地域の住宅の耐震化に関する活動を期待された資格(?)です。

ということで、今日は告知でした。

あ・・・私もサポーターとして参加いたします。
10年09月06日 20時01分20秒
Posted by: lifebox
昨日の共同通信のニュースに、こんな記事があった。
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老朽住宅撤去に30万円補助 密集市街地の安全性確保

 大規模地震による住宅の倒壊や火災の延焼を防ぐため国土交通省は5日までに、密集市街地にある老朽住宅の撤去に1軒当たり30万円を定額補助する制度を来年度から導入する方針を決めた。これまで耐震改修や建て替えへの補助制度はあったが、撤去は対象外だった。撤去後は空きスペースなどにし、市街地の安全性を高めたい考えだ。

 国交省は、地震時に火災が広がる恐れの特に強い「重点密集市街地」として35都道府県の400地区を指定している。補助制度を活用してもらい、こうした地区を中心に老朽住宅の撤去を進める。

 撤去への補助は地方自治体に独自の補助制度があることが要件。自治体の補助に国の定額補助を上乗せし、住宅所有者の負担軽減を図る。自治体側に補助制度導入を促す狙いもある。

 国交省は来年度、住宅の耐震改修を促進するため現行の補助に上乗せする形で1軒当たり30万円の定額補助制度を創設する方針を決めており、老朽住宅の撤去にも同額を補助することにした

2010/09/05 16:50   【共同通信】
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早い話が、補助金を出して老朽住宅を解体しようって事だ。
例えば、耐震化率を上げる方法として、ひとつは今まで行ってきたような、耐震診断をして耐震補強を行う方法。もうひとつは、壊してしまう事だ。要するに分母を減らせば率は上がるってわけです。

震災があった時に老朽化した住宅の多くが倒壊したりしたlことで、一気にその地区の耐震化率は上がるわけです。言い方は悪いかもしれませんが、あの阪神淡路大震災後の神戸市では、分母が大きく減った為に結果として耐震化率は大幅に上がっているはずです。ある意味数字のマジックですね。ただ、上のニュースの補助対象が特定の密集市街地だけというのはダメでしょ。

で、私は愛知県の耐震化アドバイザーなるものをやってるんですが、県の建築指導課の方には、数年前から解体にも耐震改修工事と同額の補助金を出して欲しいと話をしてきました。例えば災害時に凶器になりうる様な、管理できない危なそうなブロック塀とか、今現在は有料のタンスなどの粗大ゴミもこの際補助金を出すなり無料にするなりすべきだと思うです。

実際に高齢者世帯でなおかつ年金収入だけだったりすると、耐震改修工事もやらず、家具も捨てるのに料金も高いし、そもそも外へ搬出さえ出来ないから廃棄もせず家の中にあるって所は多くあります。
来年には地デジとなりアナログのTVはチューナーを買わない限り見えません。かといって、今のブラウン管TVを捨てるにはまたまた廃棄料がかかる。だから、これもまた家の中に。こうして、高齢化世帯の家の中は地震時に凶器となるものがズラッと陳列されるわけです。

耐震化率の分子を増やす事も必要ですが、それと同様に分母を減らす方にも補助金を支給して欲しいものです。ハイ。

しかしなぁ、分母を言わない宝くじの1等の本数につられて購入しちゃうんですよね^^;
10年09月01日 16時42分29秒
Posted by: lifebox
87年前大正12年の今日、マグニチュード7.9の関東大震災が発生した。
震災を契機に防災思想の普及を目的として昭和35年に今日を防災記念日と制定された。
避難訓練や防災運動会とかを行っている所も多いかと思います。
地震情報や防災グッズは、「地震情報サイトJIS」が便利です。

話は戻って、関東大震災より32年前の明治24年にマグニチュード8.0と言われている濃尾地震が発生したわけで、濃尾地震以降に耐震設計が研究され始めた。それが日本の構造計画のスタートと言ってもいいかもしれない。これは前にもちょっと書いたかな・・・

さて、そんな防災の日。
「総務省消防庁」では、災害に備えて下の様な防災グッズが最低限用意しようと呼びかけている。
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8月6日に書いた、「0.02%・・・・」の中で防災ベッドを紹介したわけだけど、この情報化社会では消防庁の備えるべき防災グッズの中にもありますが、FMラジオとか懐中電灯とかが必要なわけです。どちらも、手回し発電のものも出ていますが、やっぱり電池は必需品です。そこで、今日は・・・

日本協能電子株式会社の「水電池(NoPoPo)」
これです。
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付属のスポイトで水を注ぐと電池として使える。しかも、弱くなったら水を足せばいい。その上、20回程度なら繰り返し使える。と。素晴らしいと思いません?
基本的にはリモコンとかLEDライトとかラジオとかの弱電流系に向いているようです。モーターとかに使うにはちょっと弱いのかもしれません。

私自身実物をまだ見ていないので、客観的には批評できませんが、なかなか素晴らしい商品かと思います。その証拠に中国製のコピー商品が出回ってるようですから^^;

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