今週の日曜日、若柳流の名取でもある義姉が出演する、日本舞踊を基本にして多様なメソッドを取り入れた創作舞踊「千翔の会」が、「鴨川をどり」で知られる京都の花街の一つ「先斗町の歌舞練場」で開かれたので久しぶりに家内と楽しんできました。
49年前小生が学生時代の一年間ほどを、道路巾1間(⒈8メートル)の狭い先斗町通りの同じ並びに、関西初のモダンなピザ&カフェとして人気のあった「栞」店で、夕方からアルバイト・ボーイとして働き、夏場には鴨川の上で組み立て式による納涼床が増設され、忙しく働いていた頃を懐かしく思いだした。
特に
この歌舞練場は大正14年から足掛け3年を費やし竣工、設計者は大阪松竹座(大正12年)・東京劇場(昭和2年)などを手掛け劇場建築のエキスパートと云われた大林組の技師・木村得三郎氏の作品だそうです。存在・利用価値の高い名建築だから、いつまでも愛され続けて欲しいと願います。