大阪府の南東端に位置する河内長野市のベッドタウンの一画に保育園が竣工した。エントランスの正面右側を見上げると、幅が7m20㎝で高さが7m20㎝と2m70㎝の傾斜台形タイプの外壁に描かれたカブトムシの雄姿が見える。この壁画・原設計ではVEペイントによる手描き仕様でしたが、瀬戸・多治見のタイルメーカーなどが、何としてもモザイクタイルを寄せ合わせてつくるアート作品にしたいとの現場サイドの強い意向により、追加予算ゼロでと無理を承知の約束を交わし、苦心惨憺のすえ出来上がった作品である。
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特に
四半世紀に近い年月を経過した建物ですが、メンテナンスが行き届いているため、美しく清潔に保たれており、色つやの良い元気なカブトムシにも出会えて一安心し、クライアントほか工事に参加されたみなさんに改めて感謝しています。