大阪府茨木市にある、北春日丘の地名が示すように丘陵地と坂道が多く、申請地も道路に面した宅地の高低差が9メートルにもなる、北西角地の傾斜地に計画された、建築条件付き分譲住宅(8区画)の宅造許可申請を噛んだ1995年度の、開発許可申請に伴う造成工事であった。 
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特に
東側隣地の境界から50cm隣家側に、高さ1メートルの玉石擁壁があり、続いて安息傾斜角度である30度近い状態で高さ5メートル近くまで傾斜が続く宅地の為、隣家の要望で相手側の弁護士も交え話し合いを何度か重ねた結果、当初計画していたRC擁壁からソイルセメント柱列壁工法に近い山留擁壁を採用し、工事費は双方折半とすることで合意文書を交わしたことが、その後トラブルもなく完了検査済証の交付を受けることができ、順調な住宅促進販売に繋がったような気がします。