2010年 5月の記事一覧

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10年05月18日 16時12分24秒
Posted by: hokouannakao
18年ほど前、兵庫県の南北部に位置する中国高速自動車道の東條IC(その時は未開設)から10分程の距離にある、リゾート地の一画に建つ、家族、友人たちが、集い語り合う山荘と、中期(2~3ヶ月)滞在型の保養所を兼ねたハウスである。

特に神経を使った外壁材の選定については、米国産の輸入品で、耐防腐防虫で耐水耐天候性にも優れた、20年近く保守点検不要の下見板張り材料(木製無垢材)が在ると材木店さんの触れ込みで、信頼している棟梁に相談した結果、施工的にも問題ないとの御墨付きを貰い採用する事になりました。

現在、法22条による規制地域が、市街化調整区域に大きな広がりをみせる中で、この種の材料が自然志向の高まるユーザーのニーズに逆行して採用の場が、減るのは残念である。

完成披露パーティーでは、小生の家族も招待を受け、昔ながらの囲炉裏のある吹抜け空間で地元の炙られた串刺しのマスを、関係の皆さんと賞味した時間を懐かしく思い出し、来る機会には経年変化した作品を是非観察したいと考えています。


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10年05月06日 16時42分55秒
Posted by: hokouannakao
今から15年程前、大阪南部に位置する自然豊かなニュータウンの一区画を既存建物
付きで取得された、施主さんの依頼内容は、親子四人家族と将来母親との同居を含む
建て替え住宅の設計監理でした。
特に敷地を挟んで東西に道路があり、東側の道路は宅地と同一レベルで、一方の西側歩道付き道路は間知石積の土留め処理された宅地盤より3m60㎝落ち込んだ、段差のある断
面形状が特徴でした。この形状を生かして、西側道路を通じて地下ガレージへのアプローチが可能となり、地上部の比較的豊かな前栽が実現できた理由は、今までの容積100%と建蔽50%の法規制から、地下室部に限り50%床面積の上積みが可能となる、容積率緩和の法改正により、地下室の用途が大型車庫だけでなく、トレーニング室、納戸など巾広く利用することが出来た点にあります。
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このメンテナンス度も低く抑え、100年住宅を目指した充実度の高い作品に仕上がったと自負していましたが、その後この物件は人手に渡ったと聞いております。
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たとえ住まい手が変わろうと、愛着心が芽生えると信じる空間は、人々に支えられながら末永く生き続けることを願います。
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