2010年 5月の記事一覧

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10年05月26日 13時34分47秒
Posted by: hemlock
キャンプのすばらしいところは、

人という生き物の潜在的な生活力を

喚起させられるということだろうか。

便利で快適な(そのように思い込んでいる)暮らしから距離を置き、

自然の中で食物を採り、料理し、食し、寝る。

時間の流れ方がいつもと違うことに

新鮮な驚きを覚える。

八ヶ岳南麓という自然に囲まれて暮らしているにもかかわらず、

僕にはとっておきの避難地がある。

色々なところでキャンプをしてきたが

ここだけは特別の空間だ。


川上村の廻り目平キャンプ場は金峰山登山や小川山への

ベースキャンプである。


nullこの春はキャンプ初体験のSちゃんとKちゃんの3人で訪れた。

途中渓流で虹鱒をたくさん釣った。

これの塩焼と、キャベツとベーコン、色々野菜の蒸し焼きを

ダッチオーブンで料理した。


僕はキャンプに椅子を持っていかない。

地面に座りたいからだ。

真っ暗な森の中で焚き火を囲んで

ゆっくりとした話をした。

10年05月21日 07時08分00秒
Posted by: hemlock
熱しやすく冷めやすい。

日本人の気質に似て

旧来の日本家屋は、

暖房を落としたとたん寒くなりました。

この国の冬は晴天に恵まれる事が多く、

昼間暖かく過ごせます。

ところが日が暮れたとたんに底冷え、

そんな家が一般的でした。


暖房の熱や、

取り入れた太陽熱を

できるだけ外へもらさずに蓄える。

エネルギー消費を極力減らそうというのが

これから益々大切な事になります。


設備の性能に頼るばかりでなく

間取りや空間構成、素材の使い方で

熱の貯金が出来る家を設計したいものです。
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10年05月17日 06時43分00秒
Posted by: hemlock
アミガサタケのコンソメスープ。

食べたのは私と次男だけでした。

さすがこの次男は私が見込んだだけの事はある。

勇気のある男だ。

さて、このアミガサタケは日本ではあまり食す人はいないが、

西欧では身近なきのことのこと。

ほら、光にかざしてみると、

なんて幻想的な美しさなんだ!

たしかアールヌーボーのガラス工芸にあったぞ。

アミガサタケらんぷ。null
10年05月16日 17時40分26秒
Posted by: hemlock
小学校6年の娘が

「お父さん坪庭にきのこ6本もでてるよ。」

と教えてくれました。

春先のきのこといえば・・・・・・。

アミガサタケ!

発生場所がウッドデッキの下とか家の陰とか、

なまじ人の生活に近い、

そしてなによりこの見た目の悪さ(グロテスク)のせいか、

これを食べてやろうという人は少ないかも。
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ブログ用に多少でもかわいらしく写るように

たんぽぽちゃんといっしょに撮ったのですが、

いかがでしょうか?


生食すると中毒を起こしますがゆでるとシコシコしておいしんですよ。

シチューやスープなど洋風に合います。

今夜はこれコンソメスープにして食します!
10年05月14日 06時08分00秒
Posted by: hemlock
山菜取りのついでに

3年ぶりに旧作に会いに行きました。

「僕はきみのお父さんなんだよ。」

そう言ってももう忘れてしまっている様子。

きみの事は隅々まで知っている。

でも立派に独り立ちしているようです。

安心しました。

建て主さんも大切にしてくれているようです。

庭に鹿が入り込まないようにネットが

道路際に張ってあります。

おやおや?

よく見ると左右の森側にはない。

これでは何の意味もないじゃない?

ははあ・・・なるほど。

このネットは鹿除けではなくこの子を見学に、null

勝手に敷地内に入ってくる人除けのためだったのか。
10年05月13日 07時51分00秒
Posted by: hemlock
週替わりで出物がちがうきのこ狩りと違い

山菜採りは通常年一回きりのイベントです。
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今年は、設計中の建て主さん、大工さんたちと

秘密のフィールドに山菜採りに出かけました。

まだ芽吹いていないミズナラやアオハダの下で

ブッシュをかき分け採ります。

コシアブラ、オオバラ、ハンゴンソウ、タラのメ、ウコギ、ワラビ・・・・。

色々採れました。

それぞれに適した料理法があるんです。

私よりもこれから八ヶ岳に移住して来ようという、

建て主さんのほうが知識いっぱいです。

何でも天ぷらにしてしまえばよいと思っていましたが、

とんでもなく奥が深いのです。


今年は10日ほど例年よりも芽吹きが遅れているようです。

どんな夏になるのでしょう?
10年05月12日 12時15分35秒
Posted by: hemlock
家は環境を形成する重要な一要素です。

自然の流れ、連続性の中で違和感なく

まるで昔からそこにあった、

そんな佇まいとすべきです。

地域固有の素材・・・・石、木材

色使い・・・・・・・・土、石、樹木の幹・葉、空

注意深く見つけてみましょう。null
10年05月03日 06時08分00秒
Posted by: hemlock
間取り設計にあたって、

今の都会暮らしのイメージで広さを想定しない事です。

建坪のご希望は?と尋ねると40坪は必要、

リビングは最低25帖大などと

意外と答えが早く返ってきます。

その根拠は?と尋ねますと

いま都会で暮らしているマンションの広さが

基準だったりします。

何事も囲われ、外部環境と遮断せざるを得ない都市住宅と違い、

土間、サンデッキ、濡れ縁、庭、森、山並みと、

室内空間は境界なく外部環境と連続していきます。

そのようにデザインするのです。

ですから、想像するよりも面積は小さくても

「広さ」を感じるのです。


小さくて豊かな家をつくりましょう。null
10年05月01日 06時18分00秒
Posted by: hemlock
うずまきキャットステップの家は完成しました。

この家はご主人が主導となって多くのご要望をされ、

ここに至りました。


ことの始まりは「北欧のログハウスをコルビュジェのサボワ邸のように

宙に浮かしたい。」との難題でした。

通常ログハウスを指向する建て主は

間違っても私のところに相談にいらっしゃるという事はありません。

ログハウスはまったく違う世界の

「あれはあれ」という私の中での位置づけがあり

おそらくは一生縁のないものと、

それまでは思っていたのでした。


敷地を見て主階を宙に浮かしたいという

ご要望の理由がわかりました。

道よりも敷地が低くなっていたからです。

そうしなければならない理由がありました。


ところで奥様からのご要望はほとんどない代わりに

愛猫のロン君が「遊べる家」にしてほしいとのこと。

私も猫三匹と暮らしていますから猫の気持ちはわかります。

でもロン君は夜9時半になると決まって就寝するという、

なんかちょっと違う猫のようです。


敷地への表流水を受け流すためにこの建物の北側の壁は

シリンダー状にデザインされています。

その室内側の壁に沿って、

ロン君がひょんぴょんと上がって遊んだり外を眺めたりするように、

ステップを考えました。

うずまきキャットステップです。


これは、造作するのに大変な苦労がありました。

一般に大工はじめ職人は使う人をイメージしながら、

丹精込めて造作するわけです。

「建て主が喜んでくれた。」というのが何よりのご褒美です。

でもこれについては猫ですから

こんなに苦労してるんだけどほんとに喜んでくれるんだろうな?

何度も私に聞いたものでした。


完成して建て主が一言「主役が来てみないとわからないな・・・・・・・」

えっ?この家の主役はロン君だったのか。null
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