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この画像は、近所の歯医者さんの建物の外壁なのですが、どうもわからないのです。
構造は木造か鉄骨造かで、窯業系の外壁パネルなのですが、目地のシーリングが?です。

上の画像の3本の縦目地の真中だけがシーリングで、両サイドはパネルに作られたダミーの目地です。近くから見ても違いがまったく分かりません。下の画像まで接近しても、常識的にあるはずのシーリングとパネルの段差が、他のダミー目地とほとんど同じです。ですが、触ってみると確かに弾性があるのです。もちろんダミーの目地は固いです。

この壁を見て、乾式工法なのに目地の位置がわからず、触ってみて初めて目地のシーリングがわかったぐらいです。なぜこれほどパネルの表面仕上げと同一の表情にできるのか本当に不思議です!
通常同一表情にしようとすれば、最後に外壁全体(シーリング部を含んで)を塗装するなり、吹きつけをするなりするのですが、パネルの表面をじっくり見て触ってしても、この表面仕上げは工場で作られてきています。

だとすると、パネルの表面仕上げと同一に見えるようなシーリング材が、各仕上げパターーんごとに作ってある?しかしそうすると、どうしてもパネルとシーリング材との境界の段差は玄人が見れば簡単にわかることになるはずです。

わかりません、どなたか教えてください。

アトリエラビリンス建築環境設計