久し振りにキャンプに行った。とある高原のキャンプ地である。

と書きたいところなのだが、実は仕事の都合で他の仲間をうち捨て、夜半に家に戻ったのであった。
勿論自分で飲酒運転などしないが、しかし久し振りということもあって、何もかも「感」が鈍っていた。

まず、何と言っても高原の夜は寒い!
それに懐中電灯ひとつ持って行かなかったので、どうも足下が暗い。当然ながら一歩先は「闇」なのだ。
また、外で食べた、人が作るポトフとパエリヤの何と旨いこと!
そしてクロスのかかった贅沢なテーブルでのワインの旨さ!
何と言っても実にきれいな星と、その圧倒的な数!

しかし寒い!ビールなど飲むと、縮みあがってしまいそうである。
どうにもたまらず暖房の効いた車中に一時待避したが、人間、たまには〈山中の夜〉を経験して、
漆黒の闇、木々の梢のささやき、またたく星、しみいる寒さ、などの自然に触れないと、
感覚が鈍ってしまいそうだ。

そうだ、この冬は山へ行こう・・・。

まさき設計