07年08月01日
和の空間
このところ和風住宅の設計が続きました。
まだこれから工事に入るものばかりですが、数寄屋的なまとめ方をした住宅が2題と、もう1件はどちらかというと民家風な住宅です。
和の空間というのは、あらためて日本人としての意識を再認識させるものがあります。
たとえば、玄関に入るときは何となく背筋が伸びる感じがしますし、木製の玄関引き戸などを引くときもなるべく音を立てないようにしていることに気がつきます。
そして和室です。
ここには「音」がありません。そこには動きも無く、耳鳴りさえしてくるのではないかと思える静寂が広がります。
それは多分気のせいでしょうが、言葉で言うところの「凛」とか「閑」などが、いかにも似合う空間なのです。
数寄屋では少しだけ「崩し」が入ってくるのですが、それが「侘」と「寂」を生み、着物で言うと洗いざらしのような、少し「枯れた」感じの空間を生み出します。
近頃は現代和風とかいって(実は僕も時々そのようなものを設計したりするのですが)、洋風っぽい和風住宅のようなものも好まれたりしておりますが、こうした住宅では本来の「和」の空間が持つある種の「厳しさ」のようなものは、随分カジュアルで和んだ感じとなります。
文字で見ると本当の「和」とは、「和み(なごみ)」でなければいけないのかもしれませんが、「大和」とか「大和魂」とかいう言葉もあって、どれが「日本風」なのか、僕には次第に難しくなって来てしまいました。
まさき設計
まだこれから工事に入るものばかりですが、数寄屋的なまとめ方をした住宅が2題と、もう1件はどちらかというと民家風な住宅です。
和の空間というのは、あらためて日本人としての意識を再認識させるものがあります。
たとえば、玄関に入るときは何となく背筋が伸びる感じがしますし、木製の玄関引き戸などを引くときもなるべく音を立てないようにしていることに気がつきます。
そして和室です。
ここには「音」がありません。そこには動きも無く、耳鳴りさえしてくるのではないかと思える静寂が広がります。
それは多分気のせいでしょうが、言葉で言うところの「凛」とか「閑」などが、いかにも似合う空間なのです。
数寄屋では少しだけ「崩し」が入ってくるのですが、それが「侘」と「寂」を生み、着物で言うと洗いざらしのような、少し「枯れた」感じの空間を生み出します。
近頃は現代和風とかいって(実は僕も時々そのようなものを設計したりするのですが)、洋風っぽい和風住宅のようなものも好まれたりしておりますが、こうした住宅では本来の「和」の空間が持つある種の「厳しさ」のようなものは、随分カジュアルで和んだ感じとなります。
文字で見ると本当の「和」とは、「和み(なごみ)」でなければいけないのかもしれませんが、「大和」とか「大和魂」とかいう言葉もあって、どれが「日本風」なのか、僕には次第に難しくなって来てしまいました。
まさき設計
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