現在の建築行政手続きの一部に「建築確認申請」というのがあります。
純粋にはこれに付随する他の手続きも含めて、代理で我々設計事務所がその手続きを行うのが一般的だと思います。
しかしこれが大変でよくもまぁこんなに複雑な手続きを考えたものだな、と思うくらい多くのエネルギーを必要とします。

例えば現在進行中の物件で提出する書類は、

 1 確認申請書          正本、副本
 2 消防署への申請書       正本
 3 省エネルギーに関する届出書  正本、副本
 4 浄化槽設置届         正本4部
 5 事前協議書          正本、副本
 6 福祉のまちづくりに関する申請 正本、副本
場合によってはこれに
 7 まちなみ条例に関する申請書  正本、副本

などとなり、全部を重ねるとA4サイズで厚みが1メートル近くになります。
これがそれぞれ「行政指導」を受けることになります。
何も「指摘事項」が無く、すんなり通ることはまずあり得ませんので、大変なエネルギーが必要となる訳です。

 ある設計者の話では、内容よりもいかに「確認申請」が通りやすいか、が建築計画そのものを左右してしまう、と言っていました。
これでは「本末転倒」ではないかと思うのですが、省庁と天下り法人の皆さん、手続きをどんどん複雑にして既得権益を護るのも、ほどほどにしてもらえませんか?
 まさき設計