自分が設計する住まいの在り方というか、テーマについて、これまではホームページにあるように「人に優しく心地よく」を主題として考えていたのですが、最近は人に優しかったり心地よかったりすることは、自宅なのだからすごく当たり前のことで、テーマは別に必要なのではないか、と考え至っている訳です。

 「人に優しく心地よく」というのは、例えば

 良好な屋内動線
 デザインされたディテール
 使用する材料の吟味
 窓による風景の切り取り方
 安心感とくつろぎ感の演出
 快適な設備機能

など、書いていくとキリが無い訳で、逆説的にこういったことをうまく組み立てることが「設計」そのものなのであって、こういったことすら考えていない家が多すぎるから敢えて「人に優しく心地よく」と、謳っていた訳です。

 最近の新建材(特に外壁サイディング)を張った家から受ける息苦しさ、ということを過去に書きましたが、これに対する僕が考える住まいの設計の方向が何となく見えてきたような気がします。
 気密性を高めることに重点を置いている現代の「ハウス」と逆行するようですが、

        「風の家」

とでも呼びたいと思います。
 まさき設計