2008年 4月の記事一覧

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08年04月18日 16時26分54秒
Posted by: fukumotom
 近頃の日本の住宅は、まったくおかしくなってしまった。

 一般の人たちは「高気密・高断熱」やら「外断熱」といった、いかにも素人受けの良い単語で住宅メーカーや建材メーカーに振り回され、我々専門の立場の者も愚策を繰り返す国土交通省と、地方行政に戸惑うばかりである。

住まいはもっとシンプルでいいのではないだろうか。
それは法律も、そして住宅の構造も、である。

 個人住宅までこと細かい法律や条令などで縛り上げ、その上に複雑に絡み合った行政手続きが、住宅業界を煮詰まらせているような気がする。
また家の構造では、外断熱が一番と言ってみたり、薪ストーブは絶対必要と言ってみたり、太陽光発電は、床下蓄熱はと、施主である一般の人たちは溢れる情報で困惑を極めている。
 たとえば現在のトイレはドアを開けると自動で便器の蓋が上がり、足下ヒーターが駆動を始め、お気に入りの音楽と共にアロマな香りが漂い、用をたし終えるとお尻は自動で洗浄、乾燥し、立ち上がると自動で便器は洗い流され、ドアを閉めると蓋が自動で閉まるのがある。
 人間はただ、ドアを開けて用をたし、立ち上がって出ていけば、あとはすべて機械がしてくれるのである。障害のある方や高齢の方には最高の機械であるが、メーカーは日本人を自分のお尻も拭けない本当の「お馬鹿さん」に仕立てるつもりなのだろうか。
これに家は高気密で、機械で換気するといったような訳の解らない法律などが、さらに業界をいかにも息苦しくしているようでならない。

 僕は大変申し訳無いのだけれども、こういったマニュアル的なものにはあまり興味が無い。

 今、昔の話をしても意味も無いかもしれないが、寒かったら昔は服を着たのである。
寒いからと言って、何も真冬に家全体を半袖で過ごせるほど暖める必要は無いだろう。
家の中にも冬はあっていいのである。
 江戸時代の暖房器具は、「手あぶり」という小さな「火鉢」だけであった。裕福であれば、もっと大きな「箱火鉢」もあったであろうが、今の住宅と比較するとその消費エネルギーは比較のしようも無いほど小さい。
火鉢は油断をすると、一酸化炭素中毒や火災も起こすし、すぐには暖かくならないのでまったくもって不便なのだが、不便故に本物の贅沢も、その意味が解るようになるのである。

もう少し人間は自然に対して謙虚に生きてはいかが、と思うのである。

 今年は愚痴るまい、と思っていたのだが、馬鹿な役所が作るくだらない法律に基づいて作られたいかにも馬鹿っぽい住宅は、失礼な話で大変恐縮だが住まわされる人たちまでが、いかにも馬鹿っぽく見えて仕方がない。

もう少し、知性と品格を感じる住宅であれば、住んでいる人もいかにも賢そうに見えるのではないだろうか。

まさき設計
 
08年04月08日 23時40分02秒
Posted by: fukumotom
 日本の春と言えば何と言っても「桜、サクラ!」ですな。
桜と言えば「花見」と決まっているものです。
 花見も昼間っからやるのも良し、夜桜でやるも良し、ですが、やっぱり花見と言えば酒はつきもので、野点の「茶」でも、ドリップしたてのコーヒーでもいいのですが、やはりここは正調の「お酒」でいきましょう。

 で、しばらく飲むとどうしても欲しくなってくるのが「捩りはちまき用のネクタイ!」ではなく、「カラオケ!」でもなく、美しい「花」。
そう、満開の桜にも勝るとも劣らない、「女性陣」であります。
同じ酒も男だけでやるよりは、やはり「女性」がいるとどういう訳か一層美味しくなるのですね。

 もう、桜も時期を過ぎようとしております。

と思ったら、「八重は今からだな、待てよ、そろそろツツジも咲くな」、などと考えてしまう、懲りない今日この頃。

まさき設計
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