家を建てるとき(規模によっては増築する時も)、その建物が建築基準法に適合しているかどうか、
『建築確認申請』というものが義務付けられています。

私がこの仕事を始めた20年前は、申請書はB5版1枚だけでした(他に図面1~2枚)。
それが今では、申請書だけでも7~8枚。
図面の他にも、何とかの証明書だの、カタログのコピーだの、とにかく書類の山。

環境問題がこれだけ叫ばれている中、ホント紙資源の無駄。
前原国交省大臣は、近いうち、こうした確認業務の簡素化をする、と言っていますが・・・。

完了検査には、実際に図面どおり、法律どおり建物ができているか、役所の人が現場に見に来ます↓

null

完了検査も以前は無料でしたが・・今では申請料より高いので頭が痛いですね・・
(さらに値上げの方向らしい)
これを民間の検査会社に頼むと、もっともっと高いし(5倍くらい)。

当然のことながら・・?!問題なし。翌日には完了検査済書が下り、無事引越しOKです。

昨年末には建築士法が改正され、完了検査を受けていない設計事務所は摘発!されるそうです。


メールマガジン 高齢者向け『バリアフリーな家』のつくり方 配信中