先日、朝霞市の初雁木材社長の関根氏の話しを聞く機会があり・・

昭和30年代ころまでの日本の住宅は、ほぼ全てが木で作られていた↓

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だから、「材木屋はまじめにやってさえいれば食いっぱぐれることはない」と言われて育ったそうです。

大雨で木のどぶ板が流されれば、仕事が来る。
台風で木の外壁やトイが傷めば、仕事になる。
表札やまな板が傷めば、削って!と頼まれる。

といった具合。それが、今の住宅はどうでしょう。
本当の木(無垢の木)を使われている部分はほとんどありません。
木のフローリングと言ってもそれは表面上だけ。一皮むけば合板ノリづけです。
和室の柱でさえ、張り物だったり、集成材だったり・・。

というわけで、材木屋の仕事が無くなっちゃった・・15年前。
そこからが関根社長の起死回生の物語でした。

木を使ってくれないなら、自らが木を使う工務店になろう、と。
地域一番!な工務店になって、そこに住む人のお役にたつ存在になること。
まずは存在を知ってもらうために様々な種まきをしていること。

私もまったく同じ思いです。

地域一番の設計者になろう。
特にリフォームの分野は、玉石混交の業者が多く
不必要な工事をさせられている高齢者世帯が多いのです。
そんな人たちのお助け役になりたい。
必要な工事を適正な価格で、そして、暮らしに付加価値をつけてお渡しするのが私の役目。

(ここからは心の叫びです!・笑)
時間をかけた丁寧な仕事では誰にも負けないつもり。
クレーム産業といわれる住宅業界で、これまでクレームになったことは一度もない。
ということは、ご縁のあったお施主さんにはほぼ100%満足してもらっている・・・
私に相談していただければ、必ずや良いリフォームができるのに・・・
何で、よくわからないリフォーム会社の営業に引っかかっちゃうのかな。
まずは私に相談してくれれば良いのに・・

さて、この心の叫びを一般の皆様にお伝えするにはどうしたら??
とにかく地域の人に存在を知ってもらう必要があります。

HONDAの創業者、本田宗一郎氏いはく
「町を歩いている人はすべて私のお客さん」 なるほど。

ではどうしたら?そのお客さんとつながれるのだろう。
そのヒントが、関根社長の話の中にありました。頑張ろう。

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