2011年 6月の記事一覧

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11年06月28日 11時08分00秒
Posted by: atl3c
予算には限りがありますので・・どこまで手をつけるか。

生活の質は変えたい、
床暖房ははずせない、
耐震補強もこの際やっておきたい、
キッチンやユニットバスも良いものをみるとつい・・・

などなど、予算と希望とのせめぎあいが続きます(笑)。

今回の大規模リフォームは、2階も含めて全部!という希望だったのですが、
家族が減って二階は不要な状態。
減築する(二階のみ壊して撤去)という選択もありますが・・
壊して新たに屋根をかけるのにも膨大な費用がかかりますし・・

というわけで、二階は最低限の手直しで済ませることに。
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↑写真でわかるでしょうか・・1階部分(構造用合板の張ってある部分)は新規、
上半分のグレーの部分は既存の外壁のまま残しています。

最後に全体に塗装をかけてコスト低減をはかっています。

当然のことながら2階は1階ほどの耐震性は要求されませんので、
既存のままでも耐震性はほどほど取れているので良しとしました。

新築と違って、リフォームは選択の幅が広いだけでに迷いも大きいですね。
ですから、新築以上に打ち合わせに時間がかかるのも事実です。
一千万円を超えるような大規模リフォームはじっくり、じっくり設計に時間をかけたいものです。

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11年06月17日 14時04分51秒
Posted by: atl3c
『家の履歴』??ピンとこないかもしれませんが・・・
築30年以上の住宅ですと、大小の差こそあれ
過去にリフォームした可能性が高いです。

その時のリフォームでどのような工事をしたのか・・・
その履歴を是非残しておいて欲しいものです。

今回の現場は築40年越え。その間に、家族構成が何度も変わり・・・
2つあったキッチンが一つに・・場所も変わって、浴室も大きく位置が移動し・・
新築当時の面影がぜんぜん残っていない!ということもあるわけで。

特に水周りですね。こちら↓

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この部分は、今回の改修前は廊下でしたので・・・特に認識していなかったのですが・・
あけてみたら土台が腐り、腐った土台の上に載った柱は上の荷重を支えきれない状況でした。
お客さまに聞いたところ、ここには以前、流しがあったのだそうで・・・
前回、流しから廊下に改修した大工さんは、この土台の状況を確認済みだったのか・・
それともその後腐ったのか・・

今回はすべての床をはがす大規模リフォームだったので
幸い、腐りを見つけることができましたが・・(白アリはいませんでした)
もちろん、腐った土台を交換し柱を新しくしたことは言うまでもありません。

大工さんにリフォームを頼むと、なかなか図面が残らないのでこうした事態になりがちですね。

まして、世代が変わって住み継ぐ場合にはさらにその履歴を知るのが難しく。
スケッチでよいので、是非、工事図面(改修前と改修後)は残したいものです。

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11年06月08日 14時13分43秒
Posted by: atl3c
現場監理をする設計者にとって
指示した内容がきちんと現場に伝わっているのか、
大工さんはきちんと理解しているのか・・一番気になるところです。

言いっぱなしで終わっているのでは意味がありません。

今リフォームしている現場の様子↓

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梁、筋交い、柱補強等の指示を書いた図面が見やすいところに張り出されていました。

もちろん、我々設計者は指示したことが実際現場に反映されているか
週一回程度の現場監理で確認に行くわけですが・・
こうしてきちんと現場へ意思疎通が図られている様子を見ると、嬉しいですね。

しっかりした現場監督に当たって良かった!と思えます。

大工さんの腕ももちろん大事ですが・・何より大事なのは
現場監督の力量。こちらの意図を理解してくれているか、
マメに連絡をくれるか、迷ったら事前に相談してくれるか、
現場で納まらない部分が出てきた時に提案があるか。

などなど、設計者と現場監督の意思疎通こそ、
仕上がりの良し悪しを決める最大のキーポイントです、リフォーム、新築を問わず。
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